2023 09.18
北大雪
比麻良山
投稿者:maki投稿日:2023年9月18日
荒井川の電気の沢は沢山記録がありますが、その上流についてはあまり記録がありません。今回は、電気の沢をパスして送電線の刈分けから入渓、荒井川右股を詰めて比麻良山手前の稜線に上がり、白滝側の登山口へ降りる行程をとりました。
荒井川と石狩川の合流地点から出発
電気の沢の仮分け道
今年はササの一斉開花現象が発生しており、ササが大量に枯れています。
入渓してから2時間半ほどで右岸にテン場を発見
焚火をして温まりました。
小槍が見えました。
翌日、7時出発
30分ほどで左股と右股の分岐に到着します。
右股に入ってから1時間半ほどすると、川幅がにわかに狭くなってきます。
小滝が連続します。難しくは無いけれど凄く簡単という訳でもない。
そんな小滝が結構続きます。
振り返ると大雪山が見えます。
シカ道が右岸の絶妙なラインに通っていて、有難く使わせていただきました。
シカ君のルートは素晴らしい。灌木と岩の間、安全と通り易さを考慮した絶妙なラインです。この滝は右岸のシカルートを使って巻きました。
右側にアンギラスが見えます。頂上に人が視認できました。
やがて水流が小さくなり、今年の生業を終えつつあるヤチブキの中を進みます。
藪漕ぎすること30分余り、12時前ぐらいに比麻良山手前の1811mピークに出ました。
ニセイカウシュッペとアンギラスをバックに
しばらく気持ちの良い稜線を歩きます。
今年は暑さの影響で紅葉が遅いです。ナナカマドも綺麗に色づくこと無く終わりそうな気配
白滝側の登山道は立派なエゾマツがあります。この木は直径1.0~1.5mぐらい。きっと江戸時代生まれの長老だったのでしょう。
15時ぐらいに登山口に到着しました。