今年の目標だった谷川岳一ノ倉沢へ2パーティー5名で挑戦、天気が今一つでしたが、少しだけ登れました。

三日目の朝、一ノ倉沢出合からやっと姿を見せた一ノ倉沢の全貌
9/15(木)谷川岳ロープウェイ駅駐車場6:00 一ノ倉沢出合7:00/8:00 中央稜10:35/15:20 帰幕17:30

1時間歩いて一ノ倉沢出合

一ノ倉沢概念図 こんな感じになっているそうです。

天場には少し悩みつつ遊歩道から少しだけ入った河原に張りました。雨には弱く、係員が来ればチェックを受けそうな場所でした。

早速出発しましたがガスガスでジメジメしっとりでした。

ひょんぐりの滝下、出合

右岸に高巻き用残置ロープあり


懸垂ポイントです。ここで間違いないのですが、初めて来た三名は一ノ倉沢の風景にビビります。



下降した地点から登り返してテールリッジ末端へ

テールリッジへの取り付きです。ルート上には残置ロープが沢山有り助かります。

この日はガスガスでも岩が乾いてフリクションが良かったです。

中央稜取り付きです。初日は天場から2時間半程かかりました。
中央稜取り付き1ピッチ目 4級40m 人気ルートは順番待ちと聞いていましたが、この日の一ノ倉沢は誰とも会わず北海道から来た我々の貸し切りでした。

下部は簡単なスラブ状のリッジ


上部は、少し逆層気味でピンチホールドが多かったです。

ガスが取れて稜線が見えてきました。


2ピッチ目 25m 朋ちゃんリード 左へ回り込んでから

直上 2級じゃ無いだろうとブツブツ

3ピッチ目 4級25m Sさんリードで

トラバースでカンテを右から回りこむところが怖い。


本谷方向で断続的に爆音がこだましました。トンネルを抜ける新幹線かな?と思いましたが、雪渓が崩壊する音でした。

3P目後半は快適なフエースを登ります。

4ピッチ目 5級- 25m 細かな逆層気味のフエースからチムニーへ。チムニーからの出口が核心でした。



すっかりガスも取れましたが、初日はここで終了です。

登ったルートをラッペルで戻りました。

雲海の向こうには白毛門~笠ケ岳 朝日岳
9/16(金)二日目は南稜へ 天場5:40 中央稜取り付き8:00 南稜テラス9:50 南稜10:00~12:00 帰幕16:15


水戸のA山岳会のお二方と 今日の入山はこのメンバーだけでした。

今日もガスガスで濡れたテールリッジは、滑って大変です。前日とは大違いでした。

衝立岩正面壁 春の事故での残置と思われるロープが2本と救助用が1本残されていました。

待機もしながら南稜の取り付き、南稜テラスへ向かました。この日は陽が出ず、風も吹かないので岩が乾きません。

取り付きへのアプローチが危険なので、水戸の方がフィックスを張り使わせて貰いました。

南稜1ピッチ目 4級30m Sさんのリードで 折角来たので1ピッチだけでも登ろうということになりました。

左のカンテから右のチムニーを抜けますが、ガスの中へ消えていきます。

チムニーの中がツルンツルンでした。


1ピッチ目終了点 流石に危ないので本日はここで終了しました。

ラッペルで戻りました。

帰りも天場まで気を抜かず下りました。
9/17(土)3日目は再び中央稜へ 天場6:10 中央稜取り付き8:10~12:40 帰幕15:00 谷川岳ロープウェイ16:20

三日目の朝、一ノ倉沢はほんのり朝焼け

昨晩マチガ沢経由で合流したユリちゃん、B場さんと3人でパーティーを組みました。午後から崩れる予報だったのでアプローチが近い中央稜へ

青空が広がり稜線もくっきり、三日間で一番良い天気です。


中央稜の隣、衝立岩正面壁 どこを登っても逆層で見るからに難しそうなルートです。

今日は日曜日なので4-5パーティー入っていましたが、中央稜はこの日も貸し切りでした。 1ピッチ目 B場さんのリードで


1ピッチ目終了点

2ピッチ目


3ピッチ目

4ピッチ目のリードもB場さんで

一ノ倉沢出合いから300mmズームで撮られた一枚。(4ピッチ目の核心部) 岩しか写っていませんが、しっかり我々三名が写っています。探してみてね。

中央稜4ピッチ目で終了
明日は雨予報なので一日早く下山しました。麓の谷川岳資料館を見学したところ館長は登山界の大御所八木原圀明さんで丁寧な説明を頂き、何よりも素敵な人柄に触れて感激しました。