山行記録

Activity Diary
  • 2022 07.06
    積丹
    泥ノ木山
    投稿者:horit投稿日:2022年7月6日

    沢登りへのモチベーションが盛り上がりつつありますが、行先に悩ましい時期ですよね。

    日本登山大系を眺めていたら、泥ノ木岩壁帯の記載を見つけたので募集をかけて行ってみました。

    参加頂いた大先輩Nさんから50年以上前の小樽GCCの遡行記録を頂き、滝ノ沢から第2スラブを目指しました。

    滝ノ沢出合

    出合は小さく見逃しそう。

    ゴルジュの始まり

    出合からほどなく、唐突にゴルジュが見えました。

    突っ張る大先輩

    始まりからは規模を感じず、ワンポイントかな?と思いましたが、ずーっとゴルジュ地形でした。

    今回の核心

    この滝がちょっとだけ難しかった。
    今回は写真右側の見切れている辺りを登りました。
    濡れるのを嫌って水線沿いのルーファイはしませんでしたが、帰ってから記録を見ると突っ張って抜けているようです。

    ゴルジュは続く

    少しバランスの悪い突っ張り等も出てきて、簡単なゴルジュを楽しみます。
    濡れるのを嫌って1か所巻きましたが、なかなかの悪さでした。
    出来るだけ巻かない方が良さそうです。

    雪渓が出てきました。
    おそらく広場と呼ばれる所。
    少し状態の悪い雪渓にビビる私。
    側壁がボロボロに見え、スラブと言ってもボロボロなのが想像できます。
    とりあえず、雪渓の奥まで見に行ってみる事にしました。

    シュルンド

    雪渓の末端はシュルンドが大きく口を開けており、2スラと3スラの中間尾根にしか取り付けませんでした。
    中間尾根からロープを出して復帰を試みましたが、脆い岩盤に薄く張り付く土がずるずる滑ります。
    灌木が3本くらい生えてるだけで、帰りが困りそうだったのでここで敗退することにしました。

    3スラ方面の出合

    雪渓が無かったとしても、どうやって突破するか悩みそうでした。

    CSに引っ掛け懸垂下降

    下降の懸垂はここだけでした。
    全体で残置ハーケンを2本ほど見つけましたが、使いませんでした。

    目的のスラブを登る事はできませんでしたが、記録の乏しい沢は何が出てくるか分からず、わくわく感が大きく楽しいですね。
    ゴルジュも規模感は小さく難易度も高くないものの、しっかりとゴルジュで楽しめました。
    札幌から1時間程度とアクセスも良いので、雪渓が溶けた頃にまた来ようと思います。

    7:30神社->8:10観音滝->8:50滝ノ沢出合->10:00雪渓->10:30敗退->11:00滝ノ沢出合->12:10下山

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