GW休暇を利用して奥秩父にある日本百名山2座に足を伸ばしてきました。
バス到着地からほど近いテン場をC0とし、軽荷で登るゆるゆる単独行。
好天に恵まれ、山塊の西端に位置する2座からは、遮るものなくそびえ立つ
南アルプスや八ヶ岳の素晴らしい眺望を堪能することができました。
一眼レフ片手に登る大勢の方々に羨望の眼差しを向けるスマホの私。
いつか自分も渾身の一枚を手に入れてみたいものです。
バスの終着地にこの立派な瑞牆山荘。ゆるい登山の予感。
登山口から1時間も経たずに富士見平小屋に到着。受付を済ませテントを張る。
ほどなく雨が。この日は悪天で停滞を余儀なくされ、真昼間から呑み食い寝転がり翌日に向けて英気を養うことにした。
翌日は快晴。金峰山の中腹から八ヶ岳が一望。
南アルプス。中央は北岳と思われる。
前日の雨は山頂付近では雪だったらしい。
チェーンスパイクを履いて登頂
有名な五丈岩。わかりにくいが岩の下に鳥居が見える。サイズ感を(無理やり)
感じて頂きたい。
東に伸びる奥秩父の主稜線。辿って行けば4泊5日程度で東京の奥多摩まで
つなげることができる。この日もそういう人がいた。
変わって翌日、瑞牆山へ。岩だらけの山。右のハシゴとの比較でサイズ感が無理なくおわかり頂けると思う。こんなデカい岩には上らないが、瑞牆山は手を使う場面が多いアスレチック的な山。山頂から見る景色がラスボスです。
前日は裾野が雲に隠れていたがこの日はバッチリ。やっぱり富士は美しい。
南アルプス。真ん中やや右の険しい山は甲斐駒ケ岳と思われる。イケメンだ。
瑞牆山頂から金峰山を望む。とんがった五丈岩の存在感が凄い。ご神体として崇めたくなる気持ちがわかる瞬間。
霞んでますが、中央奥の平べったい山頂はおそらく浅間山。
番外編:初日の停滞にもかかわらず翌2日間で所期の目標を達成し、充足感に満たされてバスを途中下車して増富の湯で疲れを癒す。
ここの温泉で登山者は上客。ザック置き場や靴の洗い場もある。ちなみにガラスに亡霊のように写り込んでいるのが私。失礼しました。
やや地味な感のある(そんなことないか)奥秩父ですが、個性の違う2つの山を比較的手軽に楽しめる素敵なエリアでした。