山行記録

Activity Diary
  • 2022 03.21
    投稿者:miyo投稿日:2022年3月21日

    4月の利尻まで1カ月を切りました。なかなか休日も合わずメンバー揃っての山中泊プレ山行は叶いませんが、前回のラクダ岩稜に引き続き今回も定天。日帰りで東稜に行ってきました。
    今回のメンバーは、おやまさんと自分(A木)の二人。

    今日も神々しい定天

    リーダーの背中を追いかけつつ、ちょいちょい弱層テスト。
    この日は安定傾向

    エプロンフェースへの雪崩斜面をトラバース。アイゼン裏に着く雪下駄のほうが危険だと感じた。

    エプロンフェースには大きなクラックが。更に気温が高い日が続く残雪期は全層雪崩に要注意

    エプロンフェースを上がりろうそく岩コル。

    1P A木。ザックからはみ出たストックが案の定煩わしくストレス。
    残置ハーケン・イボハーケン・灌木・枝・・・ガイド通り、使えるものは何でも使う。

    またしてもバーチカルな雪壁。除雪に疲れ果て「ええい!」と固い雪に穴を作りホールドにしたことも(良い子は真似しないでね)

    40mくらい伸ばしたら頼りない灌木しかなかったが、この下に頑丈なハイマツと
    残置ロープがあったので、そこでピッチを切っても良かったかもしれない。

    2ピッチ~最終まで、おやまさんリード。ありがたや~

    3P。ナイフリッジを慎重に通過。ここは度胸が試されそうだ

    細い!幸い弱風だったから良かったものの…

    …にしても、雪が多い。ビレー点はイボハーケンでとっていたよう。

    4P。途中支点乏しく、後半何か所か灌木を使用

    イーストコルまでのラッペルは短いけれど、ロープたたむ時間惜しく2本でトラバースしながら。
    右に落ちると蟻地獄。左はワラジルンゼで過去に重大事故があったので慎重に!という注意喚起アリ。

    5P。イーストコルからの雪壁も除雪作業。ザクザク雪に薄かぶりの泥壁。

    あともう1ピッチ、木のうるさい雪稜を登って…

    今季、初登頂の天狗岳!(眩しくて目が開けられない…(= =)
    度重なる除雪と湿った降雪とで何もかもビショ濡れ。不快感ハンパ無いが、順調にトップアウトできた達成感が上回っていた!

    中央ルンゼ下降。今日は(今日も?)ヘッデン覚悟だったが不要。
    時間の余裕は心の余裕でもあり、充実したプレでした!

    6:45(車止め)→7:25(天狗平)→9:00(エプロンフェース)→9:45(東稜登攀開始)→12:30(イーストコル)→14:00(天狗岳頂上)→15:45(車止め下山)

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