山行記録

Activity Diary
  • 2021 08.25
    投稿者:toshi投稿日:2021年8月25日

    fukuちゃんリクエストの南東面沢に行って来ました。メンバーはfukuちゃん、f.kさんとtoshiの3人。当初は2パーティー8人で大いに盛り上がっていたのに、いつの間にか3人になってしまいトホホでした。長い林道歩きが敬遠されたのでしょうか?

    2016年の夏、十勝地方を襲った台風被害で、野塚川林道も被害が及んだと聞いていたので色々と調べたものの古い記録しか出て来ず。唯一北海道の山と谷(2018年刊)の日高編に「国道から7kmほど入った創成橋から先は車両通行止めになっている。」と記述されているのみの情報だった。10数年前にこの林道を走行した時は野塚川411二股の手前まで車が入れたのにと・・・であれば通行止め地点から411二股まで約10kの林道歩きとなるのか~
    果たして当日の車デポ地は? 山と谷の記述通り創成橋を渡って200mほど(地図上の標高点192m)に森林管理署の通行止めの看板とロープが有る。やはりと納得して手前に車をデポ、天気は良し気分だけ盛り上げ出発とした。

    10分ほど歩くと最初の崩壊地点、ジムニークラスなら左側の笹薮を押し分けて走行可能か、これが600mほど続きあとは手入れをすると走行可能な林道が続いていた。

    車止めからから約4.5k地点で林道は消失している。河原に降りて残っている林道にまた這い上がって進む。

    林道は右岸から、地図上282m地点手前で野塚大橋を渡って左岸へと行く。

    野塚大橋を渡って30分ほど、車止めから6.5kで林道は大水で削られ跡かともなく崩壊し、河原になりコンクリートの護岸が虚しく残っている。

    再び林道復活する。道路標識が林道の記憶をとどめている。

    林道跡と何回かの渡渉を繰り返して車止めから3時間20分。411二股手前のCo395mにテン場とした。以前は車で簡単に入れた場所だ。

    糸を垂らすとすぐに食い付くがいずれも魚体は小さく13~4cmほど、たまに尺物もヒットするが糸を切られてしまった。大きめは塩焼き、小さいのは素揚げにして食した。

    河原で焚き火

    翌日の朝、荷を軽くしテン場を出発。

    450二股をテン場から30分ほどで通過

    小滝、ガレ場と続くCo630~670m付近

    Co680m 付近で初めて滝らしい滝に出会う、滝の右側のヤブから簡単に高巻けるが、滝の左側への字になった窪みから直登して抜ける。

    程なくして10mの滝、左側のルンゼを利用して高巻いて滝上部に降りれるが、右側側壁岩の間にできた溝を利用して抜ける。

    Co750二股、ガレ沢だ

    30mほどの斜滝、取付きがヌメっていて少々嫌らしい

    Co940m付近にある高度差50m近いナメ滝を登って行く

    ナメ滝を登った先は沢が細分化され、水も涸れてコルを目指す。

    水の涸れた急なガレ場を上がり軽い笹薮を漕いでピーク南側のコルに出た。

    コルから頂上へ~ この辺りで先頭を歩いていたkaちゃんは熊と遭遇してビックリ!

    岩陰に咲く花

    稜線上から反対側のニオベツ川と天馬街道を望む

    頂上到着~

    頂上から北西方向に豊似岳とピリカヌプリ

    前方にオムシャヌプリを眺めながらの下山

    無事テン場に到着~

    帰りの林道は雨の中

    長い林道を歩いて車止めに到着~ 達成感100%以上で、お二人さんご苦労さまでした。

    以前は林道を車で簡単にテン場付近まで入れて、お気軽に登れた野塚川周辺の山々は遠い山になってしまった感である。

    8/21(土)
    11:00 車止め(Co190m付近、創成橋を過ぎた所) 12:38 野塚大橋
    14:20 C1(Co395m)
    8/22(日)
    4:40 C1発 5:40 570m二股 6:38 Co695m付近8mの滝 7:10 750m二股
    7:40 930m二股 8:33 コル 9:20 頂上 13:00 C1着 13:55 C1発
    17:05 車止め 

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