今回のエサオマントッタベツ岳は3パーティー10人となり、内7名が初めての山域だ。この日帯広地域の最高気温は35℃にもなり沢を遡行していても、熱中症になるような暑さだった。そのせいか身体の消耗が大きくかなり辛い山行となった。
昨年の8月にも戸蔦別川林道に入ったが、昨年と同じ戸蔦別川橋を過ぎ地図上右側小沢の崩壊地点手前で通行止めになっていた。
車止めから30分程でびれい橋を通過、暑くて汗だく状態!一刻も早く沢に浸かりたい・・・
6号砂防堰堤を過ぎ、びれい橋から40分程でエサオマン戸蔦別林道に入るが、ヤブに覆われて林道の痕跡があるだけだ。
標高点665m地点の林道は、2016年8月の台風被害で深くえぐられ消失していた。
林道跡を歩くこと1時間やっとエサオマントッタベツ川に入ることが出来た~
暑かったよ~
天気は最高に良いが暑くて熱中症気味で遡行し、どれだけ沢水を飲んだ事か・・・
山スキー沢出合いを過ぎると段々と傾斜が出てきて
Co1270m付近ナメ滝始まりの滝に出会う
ナメ滝の中間点で休憩して
難しくないけど油断は禁物
もう少しでナメ滝も終了だ
振り返ると1967m峰、ピパイロ、伏美岳が
出発してから8時間20分で北東カールに到着する。ここは何度来ても良いところだ
エサオマントッタベツ岳の北東カールは、垂直に立つカールバンドに囲まれ実に快適だ。
翌日の朝はシトシトと降る雨の中での出発となった。昨日の天気からは予想もしていなかった、まさかの雨でガッカリ
カールからジャンクションピークの肩を目指してガレ場登って行く
ジャンクションピーク肩に出ると強い風が吹き上げる。
頂上への踏み跡はハイマツが被り歩きづらい
頂上到着~ 雨のなか皆さんご苦労さまでした。楽しみにしていた展望もなしでガッカリだけど頂上まで来れて良かった~
カールのテン場を目指して
テン場に到着。
一晩お世話になったテン場をきれいにしてカールを後にする。。
下りのナメ滝を慎重に下降する。
997二股まで降りると、朝から降り続ける雨で沢は増水している。
997二股からはできるだけ沢のなかは避け、巻道を探しながら入渓点まで戻る。
1日目は暑さでバテ、2日目は降り止まぬ雨とまるで修行苦行のようでした。
7/31(土)
08:17 車デポ地発 08:17 びれい橋 09:30 エサオマン戸蔦別川林道入口
10:30 入渓点 13:40 997二股 16:35 北東カール
8/1(日)
04:05 起床 05:25 C1発 07:00 ジャンクションピーク肩
08:04~08:14 エサオマントッタベツ岳P
09:00 ジャンクションピーク肩 10:30 C1着 11:00 C1発 13:05 997二股
16:35 入渓点 18:40 車デポ地
画像の一部はメンバーが撮った物も載せています。ありがとうございます。