山行記録

Activity Diary
  • 2024 03.29
    投稿者:tomy投稿日:2024年3月29日

    世界最高峰のエレベストを眼前に仰ぐ「カラパタール峰」を目指し、9名でネパールヒマラヤ、トレッキングに行ってきました!(バックの山はアマダブラム6,812mです!)

    【 R 6. 3. 6 】カトマンズ到着

    韓国から搭乗時間は8時間近くかかり疲れた。カトマンズ空港には今回のトレッキングガイドでお世話になるBOCHI-BOCHI TREKのチカさん(TREKの代表者)とアガムさんが出迎えてくれバスでホテルへ移動する。そして近くのレストランで総決起夕食会を開催し気勢を上げた!

    【 R 6. 3. 7 】カトマンズ〜ルクラ〜パクディン

    カトマンズ空港から「世界一危険な空港」と言われているルクラ空港に向かう。20人乗りの小型プロペラ機。急峻な山の中腹に少しだけ広がる大地の空港で滑走路は400m位で傾斜している。ラッキーにも晴天無風!無事着陸し機内からは拍手が沸き起こる!さあ~いよいよトレッキングの始まりです。BOCHI-BOCHIのガイドさんは先頭がマンディープさん最後尾がアガムさんです。ルクラからコンデピークと言う6000m級の凛々しい山が一緒に付いてくる。ルクラの集落を過ぎるとドゥード・コシの谷間と石垣に囲まれた家々や段々畑が広がる。正面にあるのはチベット仏教のお経が彫られたマニ石。集落の入り口でよく見かける。マニ車は回すことでお経を読んだとみなされる。今日の目的地、パクディンまでには吊り橋が二つあった。高所恐怖症の私も今日はなんとか渡れた。吊り橋をわたったところにあるサンライズ・ロッジが宿泊場所でした!

    【 R 6. 3. 8 】パクディン〜ナムチェバザール

    ここから急登が始まる。見るとはるか上の方に2本のつり橋がかかっている。天空の橋と言われどうもあの上の方の橋を渡るらしい。高さ100mはあろうか、はるか下に谷底が広がり、足がすくむ。ドゥード・コシとボーテ・コシが合流する高度感のある吊橋を渡ると、高度差600mのナムチェ坂が始まる。ここから樹林の山腹を登っていく。標高差があるので急いで歩くのは禁物だ。天気が良かったので坂の途中でほんの少しだが初めてエベレスト(8,848m)が顔を見せてくれた。ここは標高3440m、830mの登りは最後が急登続きでかなり疲れたが頑張った!急登の手前の恐怖の天空の吊り橋に怯えていたが、なんとか1人で渡りきった!吊り橋は昨日2本今日4本、高所恐怖症の私ですが、自分を褒めてあげたい、笑い!

    【 R 6. 3. 9 】高度順応でナムチェバザール連泊

    今日は高度順応のため一日停滞し連泊です。ナムチェ3440mからエベレストビューホテル3880mまで登りピストンの往復でした。ホテルや登山路からはヒマラヤのアマダブラム、ローツェ、エベレストの山並みが絶景でした。ビューホテルの展望休憩所では鴨澤さんのケーナが心地よい音色を聞かせてくれました!ナムチェバザールは、シェルパ族が聖山とするクンビラ(5,761m)山裾に広がるエベレスト街道で一番大きい村です。土曜になると市場が開かれエベレスト街道のシェルパが日用品や食料を求めて交易の村としても栄えている。下山後ナムチェバザールの街並みを散策しながら山の小物を買い求めていた。

    【 R 6. 3. 10 】ナムチェバザール~タンボチェ

    ナムチェバザールからタンボチェまでアップダウンがきつく累積標高差850mかなり疲れた。しかし登山路からはアマダブラム(6,812m)ヌプツェ(7,864m)の頂稜越しには待望のエベレスト、その右側には尖峰ローツェが現れ疲れを癒してくれた!プンキテンガの急坂を登りきると視界が開けタムセルク(6,623m)、カンテガ(6,776m)が現れようやくタンボチェ3890mに到着した。エベレスト街道で一番大きなラマ教の僧院ゴンパを見学しお参りもして来ました。

    【 R 6. 3. 11 】タンボチェ~ディンボチェ

    今日はタンボチェからデボチェまで160m下りイムジャ・コーラの最後の吊り橋も渡った。イムジャ・コーラ沿いにゆるい登りが続き右手にはアマダブラム(6,812m)が圧倒的な迫力で聳えていた。累積標高差660mを登り4350mのディンボチェに今日も無事到着しました!ディンボチェでは、ローツェの南壁が展望できた。トレッキング開始して 5 日目。疲れはあるものの課題の吊り橋 8 本は全て渡り終えた。また高山病も現在のところ大丈夫だった。食事も少し飽きて来てるがほぼ食べれていた。

    【 R 6. 3. 12 】高度順応の為ディンボチェ連泊

    ディンボチェ(4350m)に2泊し高度順応を行う。山小屋近くのラガールズン(5017m)に4785mまで登り高山病対策を行った!晴天の中、四方八方にタウツェ、ローツエ、アイランドピーク、バルンチエ、アマダブラムの絶景に魅了されながら登った!4000m超えるとかなりの寒さです。山小屋の暖房は食事のとき食堂だけでヤクの糞で暖を取ります。部屋はかなりの寒さです。カラパタールまであと2日です!

    【 R 6. 3. 13 】ディンボチェ~ロブチェ(ピラミット小屋)

    ディンボチェからイムジャ・コーラ沿いを歩き最奥のチュクン(4,730m)を目指します。途中ヌプツェ(7,864m)、ローツェ、アイランドピーク(6,160m)やマカルー(8,463m)が前方に迫り、ヒマラヤ襞で有名なカンレヤムウなど絶好の展望が広がります。ロブチェまでは標高差600m。まずはディンボチェの裏山の急登を30分ほど登ると視界が開けます。ここから昼食場所となるトゥクラまでは3時間ほどの行程。午後はトゥクラパスを越えます。この峠からは前方にロブチェピーク、後方にアマダブラム(6,812m)、左手にチョラツェ(6,440m)、タウツェ(6,542m)の展望が広がります。我らの今日の山小屋はロブチェ(4930m)から更に奥に30-40分入ったピラミッド小屋(5,000m)でした。

    【 R 6. 3. 14 】ロブチェ~カラパタール(登頂)~ロブチェ

    今日は登りの最終日カラパタール登頂日です。早朝5時カラパタール目指して出発です。まずエベレスト街道最奥の宿泊地ゴラクシェプ(5,150m)へ向かう。標高5,000mを越えているので苦しい行程です。ひたすらアブレーションバレーを北に進むと前方に「乙女の峰」を意味するプモ・リ(7,165m)が姿を現した。更に急坂を登ると目の前にクーンブ氷河と左から合流するチャングリラ氷河に到達した。氷河を横断しサイドモレーンを歩いていくとゴラクシェプに到着です。ここで朝食を取りカラパタールを目指します。三角形の容姿が美しいプモ・リ(7,165m)の手前に見える黒褐色の丘陵が標高5,545mのカラパタールです。今回のクライマックスの最良の展望地です。エベレストその右にヌプツェ(7,864m)、ロブチェピークからプモ・リ、眼下にクーンブ氷河が広がり彼方にはアマダブラム、カンテガ、タムセルクをはじめとするクーンブヒマールが林立し長い行程を歩いてきた者だけが味わえる格別な空間です。かなり苦しく大変辛い思いをしながら気力で頑張りました。青空晴天だったが強風の中、記念写真を撮り終えると短時間でエベレストに別れを告げカラパタールを後にしました。苦しかったが絶景大満足のカラパタールでした!

    下山報告は割愛させていただきました!ご覧いただきありがとうございました!

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