山行記録

Activity Diary
  • 2024 02.11
    増毛山地
    投稿者:goro投稿日:2024年2月11日

    今回はYさん、Kさんと雄冬の氷壁を登ってきました。

    車は、白銀の滝前の駐車帯に停めました。
    白銀の滝は氷結していないため、あまり登攀の対象とはされていないようです。

    駐車帯から道路を300mほど歩いた辺りから山側の沢筋に入ります。

    左がキャンディ、右がババロアです。
    キャンディは少し氷が薄そうだったのでトップロープで登ることとし、先ずはババロアから登ることにしました。

    下部の氷は柔らかく、アックスが気持ち良く決まります。
    あまり傾斜は無いと思っていましたが、登ってみるとそこそこの傾斜があったので、スクリューもちゃんと使いました。

    セカンドで登るYさん。
    日本海側からの風の影響か、面白い形の氷になっています。

    上部は短いれけどバーティカルなので、リードは少し緊張しました。

    立木で支点を取ってビレイしました。
    滝の落ち口から支点ををとれる場所まで、思っていたより距離があり、ロープも50mギリギリです。

    元気なKさん。
    登攀の経験はまだ浅いですが、持ち前の体力とやる気でメキメキと力を付けています。

    支点です。
    残置スリングは無いと思っていましたが、この後で更に上部に残置があることに気が付きました。

    背後に海が見え、ロケーションは最高でした。

    ババロアの終了点から一度懸垂で沢筋に降り、トラバースして、キャンディに登るための支点を作りました。
    この後、懸垂で降りてからトップロープでキャンディにも登ります。

    50mロープ2本を連結して懸垂下降します。

    キャンディを登るYさん。

    ビレイ中のYさん。

    最後は支点を回収するために登りましたが、そのあと終了点でロープを落としてしまう失態をやらかしてしまいました。
    懸垂で降りることが出来なくなったので、やむなくトラバースして下降地点を探したところ、降りられそうな少しゆるやかな沢筋を見つけました。

    下降地点を見つけてほっとしたら、穏やかな海を眺めるだけの気持ちの余裕も生まれていました。
    でもメンバーが心配するので、なるべく急いで下降します。

    メンバーと無事に合流し下山を開始したところ、今度はKさんが沢に落ちてしまいました。
    幸いにも、ほとんど濡れなかったようです。

    道路からもキャンディとババロアが少し見えました。

    色々とあったけれど無事に帰還。
    お疲れ様でした。

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