一昨年、昨年と2度アタックして
いつもホワイトアウトか特有の爆風で撤退!していた雷電山(1212m)に3度目のChallengeで行って来ました。
一昨年は、隣の尾根から964ポコに登り爆風で山頂に行かずオサンナイ川に落としました。
去年は、964ポコの途中でスキーアイゼンも歯が立たないカリカリ斜面とホワイトアウトと雨で涙の撤退!
969ポコは、右手にトラバしましたが、暖気が続き下がカリカリで960m途中でスキーアイゼン装着して雪崩が心配な急斜面なので1人ずつ慎重に渡りました。
そこからアイゼン外しまた、964ポコは正面から、916ポコは左樹林帯を進み1020mで再びスキーアイゼン装着。
1100m尾根に取り付き、南西の爆風を交わすのに尾根の裏側からトラバして進む。その後70m程の尾根の先が山頂らしいが山頂はホワイトアウトと10mの爆風でコンパスとGPSを頼りに進む。
撤退しなかったのは気温が高かった事と、時折日が差し込む光明が有ったからだ。
ちょっとテーブルマウンテンを彷徨いながらホワイトアウトの中、ズレたルートを修整してやっと!見つけた山頂看板!!✨✨
ストックで掘り起こすと『雷電山』の雷電だけが見えた。
ここからまた、シールを付けたまま下山したがホワイトアウト状態が更に厳しくなり、細かいシュカブラにスキーの先端が刺さる。
コンパス切り直ししコンパスで進行方向、GPSで現在地確認を細目にし、やっと1150尾根の末端に辿り着く。白い世界を歩くと酔う。これが雪酔ってやつかな??
後で見るのとここの落とし所は絶妙で、少しズレたら微妙な雪崩斜面でした。💦
コンタの込んでない斜面で滑走モードに取替えホワイトアウトの中950mの台地迄一気に降りた。
ここでお昼の休憩を取り、あの緊張したトラバ斜面。
964ポコからオサンナイ川に落とす事も相談したが、安全な来たルートから帰る事にした。
山頂は相変わらず雲の中。下はぴーかんで雪質は、登りではクリーミーパウダーだったが妖怪掴み雪のモナカに変わり脚に負担な辛い雪質でした。
山頂からのビッグスロープの横。南西斜面→オサンナイ川の沢に落す予定だった。
雪質は北東斜面だからこっちの方が良い雪質だったかも?だけど、『この暖気で羊蹄山、ペケレベツ岳雪崩てるかも?』と、話してたら下山してから羊蹄山、ペケレベツ岳で雪崩事故のニュースを知った。
誰でも遭遇する雪崩。
身の引き締まる思いとともに犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。
天気 雲↑ホワイトアウト↑ぴーかん。
気温 山頂マイナス1度
プラス2度。
風 山頂南西風 10m
4m
❇この山は、春先が良いのかもだけど雪溶け早いからいま時期にしました。沢もスノーブリッジが解けるのは早そう。
あのNiseko随一のビッグスロープは憧れだけど、リスキー過ぎて(笑)
多分、もう山頂には行かないな。
964ポコからオサンナイ川に落とすルートならまた行きたい。
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