山行記録

Activity Diary
  • 2022 09.02
    遊楽部山塊
    冷水岳
    投稿者:miona投稿日:2022年9月2日

    この週末は、南日高のトヨニ岳北峰春別川南西面直登沢を予定していましたが、天気予報は秋雨前線北上により道東に大雨を降らせると告げていました。予報は1週間前になっても変わらず、全道の中で比較的天気が良さそうな道南の沢に入ることとしました。
    転戦先の平田内川は、前半こそゴーロ地帯で大きな岩を上り下りしてウザい感じがしますが、遡行するにつれエメラルドグリーンの淵をたたえた小函が断続的に現れる美しい沢で、道南の良渓の一つだと思います。下降に選定した浄瑠璃沢は、この沢の看板となっている「門」から下流に続く滝が見ものでしょうか。
    平田内川から冷水岳へのヤブ漕ぎはそうでもないですが、冷水岳から浄瑠璃川への下降のヤブ漕ぎは独図含めてそれなり消耗しました。1日目こそ日帰りで抜けられる行程だったかなと思いましたが、冷水岳からの下降に時間を要し、終わってみればやはり1泊2日の山行となりました。
    見市川左股や冷水沢を遡行しての平田内川下降に興味がそそられます。来シーズンのお楽しみとします。

    (メンバー)908AM、959TK、1047TS、1035HT、1108SN、9990YH
    (記録)
     8/26(金)20:00(札幌南区)→23:30(国道277号見市大橋近くの駐車帯C0)
     8/27(土)5:30起床→6:49(平田内温泉)→11:41(平田内川c600m付近C1)
     8/28(日)5:00起床/6:37→9:57(冷水岳)10:05→15:37(国道277号浄瑠璃  
          橋近くの駐車帯)

    平田内温泉から入渓。入渓するや否やのチョックストーン滝。
    正面やや右側を直登する者やこの写真のように右岸側をへつる者もいました。
    c410m付近の小滝は右岸を巻きました。
    c430m付近 ここは、へつる人もいれば巻く人もいました。
    果敢に攻める1035HT
    c440m付近の函 泳いで突破しようとしましたが、水流強く、この後断念しました。
    果敢に攻める1035HT
    右岸を登るべく取り付いた1047TS
    登りました。
    c450m付近 奥に滝が見えます。
    泳いで左岸側に取り付いて登れるという意見もありましたが、体が冷えていたので、右岸を巻きました。
    c510m付近 へつって、最後は登る。
    cc520m付近の滝。流水の左側を直登する1035HT
    後続はロープを出してもらいました。
    滝の上から撮影
    c570m付近
    先頭は、左岸の木を使ってへつった。二番手も先頭に続いたが・・・。
    ドボンしました。
    c600mを過ぎたあたりに幕営。よい焚火ができました。
    落ち着きます。
    朝起きたら焚火の横で寝ていた人がいました。
    c610m付近
    c610m二股手前
    c610m二股で右股を遡行して浄瑠璃沢に抜けます。ここはc620m付近。
    c660m付近
    c690m付近
    c730m付近
    道南地域に生息する黒いカタツムリ
    c1000m付近 源頭が近くなってきました。
    ピーク目指してヤブ漕ぎです。
    ピークゲット、満面の笑顔。
    冷水岳から地形図に記載されている夏道上の最低コルに向かった藪を漕ぎます。
    夏道はなくなっているので、コンパスで切って進みました。
    1047TSがヤブ漕ぎ隊長として、全編先頭を行きました。感謝感謝です。
    最低コルを経て、浄瑠璃川の源頭に続く沢型が出てきました。
    浄瑠璃川に出ました。
    きのこ
    浄瑠璃川の看板滝「門」に到着しました。
    門の下から全景
    遡行時には巻いてしまうので、見ることができない大滝。
    左岸側の木を使って下りられる所まで下りてから懸垂しました。30mダブルでOK!
    こういう小滝も出てきました。
    浄瑠璃川のF1。遡行時は、この滝から大高巻きするのが一般的でしょうか。
    国道にかかる橋が見えてきました。もう少し。
    無事下山。お疲れさま。
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