無性に焚火を囲んでマッタリ飲みたくなり、泊りの沢を計画。
メンバーはひっき・ゆうちゃん・私の同世代コンビである
箸別コース登山口に1台デポしてから林道車止めへ。途中地形図と違う林道に入ったことに直ぐ気が付くひっき。さすが読図のプロ
新信砂橋を通過。結構きれいな橋
割と明瞭な林道を進んで終点からすこし進んだところで入渓。
巨大な鉄骨がいくつか転がっていていた。
唯一ラバーシューズだったゆうちゃん、ヌメヌメ岩に苦戦
ほどなく最後の堰堤が出てきて、ここは右岸から巻いて通過する
延々と長い川原歩きと渡渉で飽き飽きしてきたころに…
きれいな渓相やナメが出てきて見惚れる
透明感。魚影もチラホラ
川原歩きに飽きると、刺激が欲しくなるらしい
下半身浸かるくらいの釜が幾つかあるが、ヘつらずにはいられない性分
日頃ナックで鍛えたクライミング力でヘツリ突破
Co570辺りでC1。2018年に遡行したhidejiさんの記録を参考にさせてもらったが、やはりここしか最適なテンバは無かった
フキ活用法。火吹き棒と変わらぬ威力を発揮(笑)
こうして20時頃まで焚火を囲み、一番先に撃沈したのはユウちゃんだった。
丁度雨も降ってきたころにテントに入る。
軽量化でシュラフカバーしか持たず、寝るときは蒸し暑かったがやはり朝方は冷えた。4時起床の時はすでに雨も上がっていた。
C1からは巨岩帯が続き、すぐに開けた川原になっていき…
やがてキレイな渓相が現れる。
もう二日目は濡れてもいいや~と開き直る我々
ん?なにか発見?
鳥の巣。あんな小さい口ばしでよく作るもんだと感心。触ると意外に柔らか!
暑寒別岳が見えたのでコンパスを取り出す読図名人ひっき
突っ張り隊
冷たいと言いつつシャワークライム
開けた明るい沢
歩きやすいナメだが傾斜もあるので結構疲れる。遠く彼方に怪しげな白い塊が
出た~。懸念していた雪渓が。
7月上旬。やはり立派な雪渓が残っていた。ここは慎重に処理
さらに滝は続く
約10mの滝。右岸から巻く
高巻きから沢に戻っても更に出てきた斜滝
やがて源頭になり水を汲む。時々降っていた雨もいつの間にか止んで晴れ間が。
食事中の熊五郎の邪魔をしてしまった。
逃げてくれたので詫びながら通過
遠くに雨竜沼も見えた
暑くなった体を雪渓でアイシング
少々の藪漕ぎで縦走路に出てピークを踏む。
景観サイコー。ちょっとだけ長居して下山開始。
たちまちガスって来たので逃げるようにピークをあとにする。
箸別コースからの下山は長いの覚悟して水を多めに担いだが、暑くなかったので途中で軽量化。
!★の沢だったが、滝も多くてロープは出さなかったものの変化の多い沢で、念願の焚火もできて申し分ない山行だった。ただ言えるのは・・・
”増毛山塊の沢は川原歩きが長い!”