来年の利尻に向けて、休みを調整して行ってまいりました。
メンバーはオヤマさん、s吾ちゃん、うっち、わたくしの4名
予報では悪天候でゴンドラ運休も視野にいれて代替案を考えていましたが
好天に恵まれました!
リーダーは黒岳駅終点から登り始めるつもりだったようですが、他のメンバーはシレっと索道のお世話になるつもりでいました(笑)
根雪が遅い今シーズン、雪を求めて沢山のスキーヤーやボーダーで賑わっていました!
リフト終点。スキーヤー&ボーダーは楽しい下り。
泊り装備背負った我々は苦しい登りへ
スノーシュー3名。スキー1名。
1780mの肩に到着後、リーダー&サブリーダーだけでアプローチの下見へ
快適なテント生活のためには労を惜しまない
努力の甲斐あり快適なテンバの出来上がり。15時くらいからテント生活スタート
今宵のメニューは鹿ひき肉で麻婆豆腐。朝は餅入りラーメン。
食当もリードもオヤマさんのお世話になりました
まったりした朝を過ごし、6時行動開始!
再度アプローチの下降点を探す
黒岳がはっきり見えてテンションあがります
下降は最も傾斜の緩い雪付の良いところからバックステップで
トラバース。
取付きは雪が少なくて探しづらかったですが、なんとか記憶を辿って。
オヤマさんリードで、S吾ちゃん、うっち、わたくしの順番で登攀開始
1ピッチ目は煩いブッシュに翻弄されながら凹角を直上したあと左気味にリッジへ
4番手がリッジに着いた頃には、すでにリードは2ピッチ目の中間あたり。
赤いチャペルの基部までは緩い傾斜だけれど、少々木が煩わしい
トラバースは雪が少なく慎重さを要しました
4ピッチ目。上部は左からリッジに戻り第3ステップへ
第3ステップは30mほどラッセルで体力消耗。
多分6ピッチ目。バチ効きな残置ハーケンあり。
ザクザクの雪でアイゼン効かず難儀
それにしても、こんなに晴れて絶景なのにずっと日陰で寒い!
最終ピッチは落氷との戦いだったよう。
ナイスリードと、ナイスフォローで、黒岳頂上は計画よりも早く到着しました!
4番手が一番楽させていただきました。
そうこうしているうちに段々怪しい雲行きに。テンバに戻るころには荒れ模様。
チャッチャと撤収。なぜかスキーで快適に降りる予定がスノーシュー3人より数分遅れて黒岳駅到着となりました(笑)冬用登山靴のスキー滑降はしんどいです
【11日】
11:40(黒岳駅)➡12:10(リフト終点)➡13:20(1780m)
【12日】
4:00(起床)➡6:00(C1出発)➡7:00(取付き)➡12:50(全員登攀終了)➡13:00(黒岳頂上)➡13:20(C1)➡14:20→黒岳駅