この企画は15年程前に643栗原仁一さんがクライミングの交流できる場がないかと模索し行き着いた所が「鹿川庵」(ししかわいろり)三澤オーナーであった。 三澤さんは比叡山と鉾岳(ほこだけ)一帯を50年に渡りルート開拓して来た。 今も岩肌に植える藪木刈りなど整備を行っている。 その後、間断なく交流が続き近年は長水夫妻リードによるクライミング旅が企画されている。 私も3年前から参加し、北海道に無い微妙なスメアリングでスラブ登攀を楽しみ、気配り上手な九州人の優しさに惚れた一人だ。 九州人は東京でもなく大阪でもなく、北海道人と良く合う。 難しそうで登れるルートで達成感を得て、夜はこれ以上ない
もてなしの賄いを受け、幸せなコミュニテイの時間を過ごす事ができた。
以下、今回は比叡山の報告と写真集です。ホコ岳は編集中の為近々報告します。
小雨がぱらつく中、誰もが中止の様子は無く、着々と準備する。雨で岩が濡れている為、全員が第一スラブルートとスーパールートへ行く事にする。
ビレーの準備をする、井村さん、長水さん、宇都宮さん。
雨で濡れた岩はヌルヌル滑るので慎重に足を置く位置を定める。
登って居るのは上から、西川さん、小笠原、阿部和佳子さん、宇都宮さん。
比叡山第一スラブルー
トを攀じる井村さん。
栗原隊長もご機嫌で挙がって来ます。↑
↑邪気味だと言っていた舟橋さんも快適に攀じっています。
↑ 船橋さんも笑顔です。右は安田さん。
第一スラブスーパールートを安定してリードをする恵みさん。
平行してスーパールートをリードしているのは吉田今日子さん。
スーパールートをリードする西川さん。↑
左はスーパールートをリードする西川さん。
右は平行する第一スラブの宇都宮さん。↑
↑微妙なフェイスを安定して攀じる吉田今日子さん。
↑細かいホールドで微妙なスメアリングで攀じる阿部和佳子さん。
↑ここはチムニ-状になっていて力が入る場所。
上を攀じるのは阿万さん(ジモティー)。
オレンジヘルメットは舟橋さん。 渋滞中!。
↑中間点でビレーする長水さん。
8ピッチ、5時間でリードを終え攀じってきた吉田さん。↓
この後、後続のダブルロープを小さな手で機敏に手繰り上げていた。
齊藤敏明さんも最終ピッチだけリードで到着↓
宇都宮さんが静かなムーブで挙がって来た。
真下に車道が走っているので石を落とせない。↓
安田さん、舟橋さん お疲れさんでした。↓
途中の岩の隙間に可憐に咲いていたキスゲ。↑
夜はクライマーの宿「いろり」でお世話になりました。九州の地鶏を炉端で炭火焼は旨い。煮しめ、野菜サラダ、大きな栗、等など、ビールも純米吟醸も飲み放題。