大阪市立大学のランタン・リ登山隊に参加してきました(市立大とは関係ないのですが、参加させてくれました)。
ランタンの入り口の街(シャベルベシ)の川淵に、温泉(無料)があるのは余り知られてないんでは・・。
キャンジン・ゴンパまでは皆行ってると思うので、その先からの説明を。
村を通り過ぎランタン・コーラを行きます。ランタン・リルンを振り返りました。
1日目のキャンプ地ランシサ・カルカまで道は良いです。ここでは雪が降りました。
後ろの山はPangen Dopku5930m。
2日目のキャンプ地モリモトBC。韓国の17名もの登山隊が、6000mの未踏峰を登りに来てました。よく分からない登山隊でした。キャンジンまでは70名のポーターがいたのですが、30名ほどに減り、ポーターは何度も往復です。
モリモトBCまでは一般トレッカーでも行けます。ここまで足を延ばすと楽しいでしょう。
ポーターがさらに減り10数名、寝袋等、個装は自分たちで持ちます。
落石に気を付けながら氷河を行きます。
自分は途中で落石にあったのですが、運よく助かりました、危なかったです。
ポーターがここまでなので、BC(4800m)は計画より一つ手前のキャンプ地になりました。
ランタン・リが見えてます。
計画のBC予定地はABC(5050m)に変わりました。隊員とシェルパで荷揚げをしました。
C1(5500m)景色の良い所です。イギリス人の探検家・登山家のティルマンが「世界で最も美しい谷の一つ」と言ったのは氷河の最奥を言ったのではなかろうか。
4月25日、自身の誕生日、C1への荷揚げの途中で、コルからはチベットの山並みが見えました。66歳、まだまだヒマラヤでも頑張れると確信を持ちました。ピラミッドの山はカバン峰だろうか。
2001年HAJ隊の登攀リーダーとして、外国人として初めて入域し・初登攀したヤンラ・カンリ7429m峰が見えてきた。再挑戦したいと思うのだが・・。
ポーロン・リ、リスム、シシャパンマ、ロケーション最高だ。
C2(6200m)建設。
この後6400mまでルートを延ばすが、切り立った稜線上にクレパスが2本走り、これを越えることができず登山を断念。
時間が余ったのでインドのニルギリ鉄道を乗りに行きました。
カトマンズからだと、ダージリンのトイ・トレーンは、3日もあれば簡単に陸路で行けるのですが、ニルギリ鉄道は大変でした。インドは何度行っても大変。
今回の登山で思ったこと。①自分はまじめに山を取り組んでこなかったんではないのか?②1億とか2億をかける登山はできないが、66歳、今まで通り、「今、最大限できること」を大事にした登山をすれば、まだまだ十分通用する。