ルクラからエベレスト街道をトレッキングしてエベレストの展望台カラパタール(5545m)まで11名で往復しました。エベレスト街道途中のディンボチェまではアイランドピーク(6160m)隊4名とも同行です。
12/23日9:05分、カトマンドゥから飛行機で約40分程、標高2800mにあるルクラに到着する。ここはエベレスト街道の出発点
エベレスト街道入口の門が見えて来ました。カラパタールまでおよそ60Km、山々を巡る トレッキングコースが始まります。正面の山はヌプラ(5888m)
ルクラを昼過ぎに出発して約3時間、今日の宿泊地パクディンのロッジ群
翌朝パクディンを出発してジョサレの村で昼食とり1時間ほど進むと、エベレストから流れるドードコシ川の峡谷に架かる吊橋が見えてくる。この橋を渡り対岸の尾根を登るとナムチェバザールに到着する。ナムチェバザールまでは標高差680m、エベレスト街道最初のキツイ登りが待ち構えている。
延々と続く岩だらけの坂道をハアハア息を出して登って行く、標高は3000mを超えている。慰めてくれるのは白く輝く6000m峰だ。
ナムチェバザール(3440m)到着です。パクディンから約7時間、ルクラからはおよそ20Kを歩いてたどり着きました。
ナムチェバザール中腹にあるロッジに高所順応を兼ねて2日間ここにステイします。
翌日の休養日は順応を兼ねてナムチェバザールの坂を登り、街道を外れた場所にあるエベレストビューホテルを訪れテラスからエベレストを見たり、ナムチェバザールの店々を見て回ったりと楽しいひとときを過ごした。
4日目の朝、ナムチェバザールから400mを登りきると、バックにアマダブラム(6856m)ローツェ(8516m)・ヌプツェ(7861m)そしてエベレスト(8848m)が望まれ、左側の中腹にはエベレスト街道が伸びている。
街道沿いにある土産物屋、ここはローツェとアマダブラムのビューポイント!
ナムチェから6時間程でタンボチェ(3860m)に到着する。ここには街道最大のチベット仏教の寺院がある。
バックにヒマラヤの名峰とタンボチェ寺院前で記念の1枚、カラパタールまでの会員11名とアイランドピーク隊の会員4名、両隊のシェルパ&コックの5名です。
今日はエベレスト街道トレッキング6日目、ディンボチェ(4410m)を目指す
目の前に見えるのはディンボチェ、ロッジが建ち並びます。昔はヤクの放牧地で見張り小屋しかなかったそう、今日と明日の2日間ここで連泊です。
ディンボチェから見るアマダブラムはタンボチェから見るのと姿をかえている。
ディンボチェから高所順応に5000m近い山へ登る途中から、左にローツェ、中央にアイランドピーク、右奥にマカルー(8463m)も見える。
7日目の朝、アイランドピーク隊とここでお別れです。寂しくなります・・・
ここはチュクラリ、山で命を落としたシェルパ達の慰霊碑が建ち並ぶところです。
大地が開けてプモリ(7165m)が見えて来た。我々が目指すカラパタールはその麓にあります。
翌朝ロブチェを5:00に出発してクーンブ氷河のモレーン帯を歩き、カラパタールをめざす。
眼下にゴラクシェップ(5140m)とプモリの下にカラパタール(5545m)がみえる。
ゴラクシェップで休憩をとり標高差400m、カラパタールに取付くが見た目より意外と急登で息が切れます。
7000m峰を従えたエベレストとアイスフォール帯、エベレストBCを望む
ゴラクシェップから2時間半、タルチョーはためく待望のカラパタールピークに到着した!
ルクラから8日かけてたどり着いたカラパタールに、帰りは3日でルクラに戻ることができた。