山行記録

Activity Diary
  • 2026 03.31
    大雪山
    旭岳~十勝岳縦走
    投稿者:sho投稿日:2026年3月31日

    クライミングで肩を怪我して手術を受け、ここ最近は肩に負担のない範囲でしか山に行けていなかった。ようやく治ってきて、ある程度長時間の登山もできるようになってきた。
    最近北海道に引っ越してきたばかりだったため、初めての大雪山を1人で歩きたい、と思い、今回縦走を計画。1週間仕事を休んで縦走してきた。

    3/11 快晴、ほぼ無風
    0915旭岳温泉発、1300旭岳、1530北海岳、1600テント設営開始
    旭川駅に車を置き、バスで旭岳温泉方面に出発。ロープウェーが運休日だったため人が少なめでありがたかった。

    快晴の旭岳温泉に到着し、まずは旭岳に向かって登山口を登り始める。トレースがあり、ロープウェー運休日とはいえスキーヤーも多く、楽に登ることができた。
    快晴で気温も高く、汗をかきつつ上に上がっていくと、石室より上はそこそこ強風。薄着になっていたため急いでアウターを着た。
    そのまま上がっていき、旭岳山頂へ。山頂で記念撮影し、北海岳方面へ向かう。

    予備も入れて1週間分の食料を入れた荷物は重く、北海岳に着いた時には思った以上に疲れていた。天気が良いため白雲岳も視界には入っているのだが、疲労でとても辿り着ける気がしなかったため、北海岳~白雲岳の間の岩陰にテントを張った。体力がなさすぎる、、

    3/12  曇り、強風
    0520発、0720白雲岳、1215忠別岳、1330テント設営開始
    テントの外に出ると、昨日の快晴が嘘のようにホワイトアウトし、視界はかなり悪め。白雲岳までは割と分かりやすい道のはずなので、コンパスを見つつ進む。
    白雲岳の稜線に上がった瞬間、かなりの強風。重いザックが風に煽られ、よろめいてなかなか前に進めない。耐風姿勢取りながら、風が弱まるタイミングを狙って進む。白雲岳山頂に到着したところで、紙の地図が強風で全て飛ばされてしまった。ここからはスマホ地図に頼るしかない。

    北風を少しでもしのぐため、南面をキックステップでバックしながら標高を落とす。山頂付近は怖かったが、標高を落としたら風が弱くなり、ようやく休憩。忠別まで、アップダウン少ない稜線をただ歩く。
    忠別の山頂手前からはやや強風、アイゼンに履き替える余裕がないまま下山することに。登りはスノーシューで良かったが、下りをスノーシューのままキックステップでバックするのは怖かった。登りの途中でアイゼンに変えておくべきだった。。強風に、体力というよりメンタルがやられ、忠別岳避難小屋に足が向かうも、避難小屋は雪で塞がっていて使えず。避難小屋付近にテントを張り、この日は終了。

    3/13 曇りのち晴れ やや強風
    0610発、0700五色岳、0820化雲岳、1150トムラウシ、1530テント設営開始
    昨日の疲れで、朝の出発は少しゆっくりになってしまった。テントの外に出ると昨日よりはかなり風も視界もましになっている。気合いを入れて進む。
    五色岳〜化雲岳の間がやや強風。耐えながら少しずつ進む。化雲からおりていく途中、スノーシューがハイマツにずぼっと突っ込んだはずみで壊れてしまった。。持っていたバンドで補修してなんとか続行。

    トムラウシ周辺では、少し天気が良くなって晴れてきた。相変わらずやや強風だが、登っていて楽しい。トムラウシ登頂し、そのまま下りたところのキャンプ場でテント泊でもいいかと思っていたが、思った以上に風が強く、吹きさらしのキャンプ場では厳しそう。諦めてもう少し標高落とすことに。

    標高落とすため歩き続けてたら、右足の靴擦れが激痛になってきた。痛すぎて汗かきながら進む。なんとか1500m付近まで標高を落とし、ツリガネ山手前でテントを張った。テント内ではモバイルバッテリーが故障しており、唯一の地図となっているスマホが充電できなくなり焦る。。常に機内モードで、昨日までは充電もしていたため、まだ70%くらい充電はあるし、ある程度の余裕はあると判断して続行。

    3/14  晴れのち曇り 微風→オプタテ以降強風
    0520発、1230オプタテシテ、1330雪洞設営開始
    靴擦れ保護クリームを大量に足に塗りたくり、テントを出発。晴れており、ツリガネ山が綺麗だった。

    ツリガネ山からは、少し標高が落ちたせいか、ハイマツで足が地面にズボズボ埋まって、思うように進まない。そのくせ斜面はそこそこ急なので、スノーシューに履き替える気にもなれず、アイゼンじゃないと進めないのが辛い。
    コスマヌプリ手前では膝丈ラッセルもあり、オプタテシテの麓に到着した時にはすでにクタクタだった。とはいえオプタテシテ手前からはそこそこ強風になり、吹きさらしのキャンプ場にテントを張る気にもならず、オプタテシテを気合で越えて、美瑛富士避難小屋の付近に行こう、と判断。気合いでオプタテシテを登る。なかなかの斜面に、少し進むたびに休憩を入れるバテバテぶりだった。

    なんとか登頂し、オプタテシテを下山するタイミングから、雲の中に入り、ホワイトアウト、風もそこそこ強くなる。視界がほぼなく、スマホ地図が画面濡れて使えない。体力的にももうギリギリだったため、無理に進むのを諦め、風が少しでも弱まる南側斜面に逃げて雪洞泊。人生初の雪洞泊だったため、上手くは掘れなかった。狭い雪洞で、濡れた体を少しでも寝袋で温める。

    3/15 曇りのち晴れ 弱風
    0610発、1000美瑛岳、1300十勝岳、1510白銀荘
    雪洞泊、最初は色々なものが濡れすぎていて、寝袋内でずっと震えていたが、途中から乾いてきて寝られるようになった。16時〜4時まで12時間、寝袋に篭り続けた。体力が回復して、外の天候も良くなり、これなら先に進めそうだ。
    ベベツ岳を登り、美瑛岳の麓へ下りていく。美瑛岳の登りも、疲労が溜まってきているのか、すぐに息が上がる。

    美瑛岳登頂し、十勝岳付近まで来ると、一気に天気が良くなった。アイゼンからスノーシューに履き替え、行けるところまでスノーシューで行こうと思ったら、そのまま山頂までスノーシューで登れた。山頂は晴れていて大絶景!
    縦走最後の山、最高の気分だった。

    しばし山頂で休憩し、スノーシューをアイゼンに履き替えてのんびり下山。下山ルートには大量のトレースが残っていてありがたい。途中から雲に覆われ、視界が悪くなったが、トレースをのんびりたどって白銀荘まで下りた。
    白銀荘に着いた時の携帯の充電は30%、危なかった。

    白銀荘のロビーで、上富良野駅行きのバスの時間まで、コーラを飲みくつろぐ。初めての大雪山、旭岳以降は他の登山者にもほとんど出会わず、1人で北海道の大自然を感じられる、楽しい縦走だった!

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