金曜日夜に札幌を出発して約280km北上した天塩町で車中泊
翌朝5時半に天塩町を出発して6時半稚内港着
稚内7時15分発鷲泊行のフェリーで海の人になる。
鷲泊から徒歩で登山道へ向かう。ほぼsea to summitの登山
道端に咲くシャスターデイジーも利尻島でみると希少な植物に見える。

寝不足ながらも頑張って登る。標高700mちょっとの地点で視界が開け、鷲泊の街と左に礼文島、はるか遠くにサハリンがぼんやりと見えた。

更に登ると、長官山頂上に到着
再び展望が開け、利尻頂上が眼前に現れた。
※写真は翌朝

高度を上げていきます。

小さな崩落が頻発して土煙があがっていました。
登山道だったところも崩落によって一部が宙に浮いたような状態になっています。

ふと見るとリシリヒナゲシが咲いていました。
日本国内のケシ属(ポピー)はこれ1種だけらしいです。
絶滅が心配されていることから、山麓のリシリヒナゲシとおぼしき植物を山側に移植したところ、実は遺伝的にかなり異なるものだったらしい。今では、山側のリシリヒナゲシの素性(遺伝子)を調べて、必要に応じて山麓に移植しているのだとか。そんなこともあるんですね…。

登山道が浸食されて凄いことになっています。マリオの土管みたい。

山頂近くから見る大空沢

山頂まであと1歩

誰もいない山頂到着 17時くらいですかね。

ミヤマアズマギク

静かな山頂でしばし休憩した後、下山開始です。
日もだいぶん傾いてきました。



翌日です。
島の南側に雲海が広がっています。

長官山から下りです。島の北東エリアは晴れています。
左側からの雲海と右側からの雲海が利尻島沖で合体しています。
太平洋高気圧の縁を北上してきた暖かく湿った空気が海上で冷やされて海霧になっているのだと思います。海上の表面の空気だけが冷やされているので、霧は利尻岳にまで登ってこれません。沓形方面は霧に覆われて気温が低く、鷲泊は利尻岳を越えた風がフェーン現象となって晴れて気温が高くなっています。小さな島で気象が違っていて面白いと感じました。


<おまけ>
下山後、レンタルバイクを借りて島を一周しました。
バイクを借りた鷲泊は晴れて暑いぐらいだったのに、仙法志や沓形は海から冷たい風が吹き付け、バイクだと凍える感じでした。山から見えた雲海(海霧)を実感しました。背後に見える雲は、島の南西方向から押し寄せる海霧の端です。

郷土資料館は地元の歴史などを知れて楽しいです。

若干時間があったので、鷲泊にあるペシ岬に立ち寄りました。
帰路の船が入港してきました。

離れていくリシリ 天気に恵まれ綺麗な景色を楽しめました。
