カナダで2番目(世界で10番目)に大きく、冬季には完全に凍結するグレートスレイブ湖。今回は220㎞あまりをスキーで縦断しましたのでご報告します。
概要は下記の通り。
2月6日:出国 2月7日:カナダ・イエローナイフで準備
2月8~19日:イエローナイフ~ヘイリバー(スキー)
2月21日:イエローナイフに移動(飛行機)
2月25日:帰国


起点となるイエローナイフは、オーロラで有名なノースウエスト準州の州都で人口2万人。私にとっては10年近く前に9か月を過ごした思い出の地となります。

食料や燃料、ソリなどを買い出しして出発準備、翌日にはスタートします。

極地ではよく見られる幻日も現れます。出発時の気温は-30℃。

夕方まで歩いてテント泊。寝ていると、ドン!ゴーン!と砲撃音のような音が右から左から聞こえてきます。また地面(氷上ですが)から氷と水中に反響した地響きのような音が伝わってきました。恐怖心を煽る響きと時差ボケで初日は浅い眠りでしたt。
翌朝9日は-40℃を記録。昨夜の砲撃音はおそらく、気温の急激な低下によって氷が収縮し、亀裂が生じている音のようでした。

今日は黙々と歩きます。ときどきプレッシャーリッジ(カナダ版の御神渡り)が現れます。

透明な氷も現れます。おそらく2m程度の厚みでしょうか。覗き込むと深淵に続いているような気持ちになりました。

翌10日も11日も黙々と歩きます。11日には陸地に近づいたため、初めて哺乳類を見つけました。今回の旅では陸地から離れているため、鳥類すらほとんど見ることはありませんでした。

12日も13日も14日も・・・黙々と歩きます。コンパスを使うのに都合の良い目標物もロクに無いため、太陽や風紋などをメインにナビしました。
空と太陽と氷原しか存在しない空間にたった一人。どこか現実離れしたような気持ちになります。



そのようにして黙々と歩き続けて12日目の2月19日、ついに対岸の街ヘイリバーに到着。
こうしてグレートスレイブ湖の縦断を無事に終えたのでした。ヤレヤレ。

そんな感じで終えたのですが、はじめにも触れたようにイエローナイフはオーロラの街です。幕営の最中にはよくオーロラが見えましたので、オーロラ写真を載せます。


