山行記録

Activity Diary
  • 2024 09.20
    投稿者:yukiko投稿日:2024年9月20日

    meguちゃんからバトンタッチされました!
    行きのキャラバンとBCでの生活を少し紹介します
    スパンティークのBCまでは3日間の道のりで「世界で一番美しいキャラバン」と言われているとか

    初日6/1は2770mの村からマンフクル(3000m)まで
    二日目6/2はマンフクル~ボロチョ(3850m)
    三日目6/3はボロチョ~BC(4300m)とチョゴルンマ氷河に沿って高度を上げていきます

    朝ポーターたちが再び集合してきました 総勢60数名 錚錚たる光景です
    近隣の村の人たちにとって、ポーターの仕事は貴重な収入源になります

    私たちの荷物の他に、約3週間のBCでの生活に必要なそれぞれのテント、キッチンテント、メステント(食堂) メステント内のテーブル、椅子、食事を作るストーブ、燃料、食料、、、、たくさんの荷物を運んでもらいます

    村長さんが仕切り、一人25キロ以内に荷物を振り分けていきます

    中にはこんなにでっかい荷物のポーターさんも!!

    ポーターさんの足元にご注目
    サンダルやこのような簡単な作りの靴で、石がごろごろの悪い道や氷河などを
    この重荷を背負ってスタスタとすごいスピードで歩いて行くのです!
    この靴を私たちは「ポーター靴」と呼んでいました

    村のお店にも売っていました!ポーター靴!!


    宿泊場所から30分ほど歩くとArandu村に到着 村のお家は皆こんな感じ

    パキスタンではどこに行っても子どもが多かったです 平たい顔の私たちを物珍しそうに見ており、気づくと私たちの後ろに子どもたち10人くらいが付いてきたりしていました

    こんな吊り橋を渡り

    気持ち良いお天気の中歩き出します

    私たちが背負うのは日帰り装備で、体力を温存させてもらっています

    左がリエゾンオフィサーのグル ホスピタリティがモットーの優しいパキ人  右はコックのチーフのアミン 有名レストランでの勤務経験あり

    村は氷河の末端にあります 氷河の始まりはこんな感じ

    あちこちで放牧中の牛がのんびり草を喰んでいます

    ロバも5~6頭 頑張って荷物を運んでくれていました

    重いですよね~ シュクリアー(ありがとう)

    だんだん氷河っぽくなってきました 

    高所では高度障害を防ぐために「息が切れない程度にゆっくり歩く」のが大切ですが、2000m台の高さだと出発前にトレーニングを積んできたこともあり早く歩けてしまいます 
    調子に乗ると後々響いてくるので我慢してゆっくり歩かねばなりませんが、 キャラバン初日でペースがつかめず飛ばしてしまい反省(>_<)  

    マンフクル到着~
    ポーターさんたちはテント設営してすでにくつろいでいます  

    力尽きている人1名笑 貴重なタンパク源の鶏も一緒に来ました

    牛小屋とどこを見てもすばらしい景色(語彙力(^^;))

    マンフクルの住民にお茶をごちそうになりました
    彼らは自分たちの国のこのすばらしい景色を誇りに思っており、訪れた私たちがそれを知ることを心底喜び、もてなしてくれました

    キャラバンやBCでメステントを共にしたHさん、Tさんも一緒です
    経験豊富なお二方のお話は、雑談しているだけでとても勉強になりました

    Hさんからは「高所ではいつも心にナメクジを」(とにかくゆっくり動く)と教わり、TさんはK2のアタック時はお腹をこわしてやばかった!とか、南米で犬に噛まれたけどそのまま山に登り、帰国後狂犬病ワクチンをしたなど経験談をたくさん話してくれました

    連れてこられた鶏は「チキ子」と名付けて可愛がっていましたが、あっという間に絞められて私たちのお腹の中に、、、 ありがたく命をいただきました

    キャラバン中とベースキャンプでは個人テントです
    長丁場なのでストレスをためずに過ごすのも大事

    テントの周囲にも牛がいて、興奮した牛がテントに突進してきたメンバーもいました

    斜面にも牛たち 

    このストーブで調理をしたりお湯を沸かしたりします 
    キッチンスタッフのシャキール 27歳にして4児の父 シャキールの入れてくれるチャイはとても美味しかったです 

    2日目のキャラバン開始
    この日は移動距離が長いので前日の反省を元にゆっくり歩行を心がけました

    出発してすぐに“メェーー、メェ~~~ッ!”と小屋から大量に羊たちが出てきて、颯爽と私たちを追い抜かします

    ATPが用意してくれたこの日の行動食 右端はジャガイモです ジャガイモは普段のご飯にも高頻度で登場していました

    パキスタンはアプリコットが有名で、ドライフルーツとしてこれも高頻度で食していました

    平坦な道をのんびりと

    綺麗な白骨

    左側の尾根を乗越して氷河に出ます

    Arandu村の村長さんがベースキャンプまで同行してくれます 御年57歳 平均寿命が65歳のパキ人にしては高齢の部類と思われますが、身のこなしが軽やかでたたずまいが凛として年齢を感じさせないカッコイイ村長さんです

    ここのトラバースが落石の危険もありちょっと怖かったです
    ロバが数十メートル滑落してポーターに引き上げられていました

    ボロチョに到着 長かった~

    遠くにスパンティークが見えていますがまだまだ遠いですね

    今回N田副隊長のドローンが大活躍でした

    キャラバン3日目の朝 今日も良い天気で景色を楽しみながら歩けそうです

    この日はポーターさん達はボロチョ出発→BCに荷物を置き→またボロチョへ戻って来るという行程が長い為、朝4時起き&5時に朝食、そして6時出発(-ω-)/

    景色が広大すぎて距離感がつかめないけどまだまだ遠いBC

    複雑な氷河の中を登ったり降りたりして進んでいきます

    氷河上のモレーン(氷河が動くときに削ってきた山肌の石)の上はすごく歩き難かったです 

    時期が早いのでクレバスはあまりなかったですが、隠れたクレバスもあるので油断は禁物

    歩きの早いポーターさんたちがBCに荷物を置いて引き返してきました
    ここでチップを渡します
    リエゾンオフィサーのグルが彼らををまとめて「パキスタン~ジャパン~ジンダバ!」のスローガンで盛り上がり、ポーターさんたちと別れます
    このジンダバは至る所で聞きました グルは「パキスタンLong Liveと言う意味だ」と言ってましたがパキ人が一致団結する時に声を掛け合う感じなのでしょうか、小学校の子どもたちも「パキスターン」と呼びかけると声をそろえて拳を掲げて「ジンダバ!」と反応していてびっくりしました

    今回足の速いパキ人の「あと何分で到着する」は全く当てにならない事を知りました 言われた時間の2倍から3倍見積もればちょうど良い感じ

    氷河のあちこちに綺麗な緑の池

    氷河の照り返しが半端ない 日焼け対策大事

    遠くから見ていたときはBCには左の斜面を巻きながら登るのかな?と思っていましたが,まさかの直登でGUTTI隊員が「マジか!」と叫んでいました  上にちょこんと立っているテントたち分かりますか?

    どうやって直登するの?と思いましたが、しっかりした踏み跡あり 4000m越えての急登は息が切れますが・・・・もう少し!

    着きました!BC!!

    BCからチョゴルンマ氷河を見下ろす  約3週間過ごす個人テントは微妙に斜めだったり、ここって氷河に落ちないの?と思うような斜面ぎりぎりの場所もあり真剣じゃんけんで選びました

    雪解け水でキャラバン中の服をお洗濯している二人 手が冷たそう!

    BCからスパンティークの登り斜面を見上げる

    ドローンで撮影した上空からのBC

    BCでの生活の紹介①シャワーテントです

    中はこのようになっています
    キッチンスタッフがわかしてくれたお湯をバケツに入れて持ち込み、
    限られたお湯でどのように全身を洗うか考えて手桶でお湯をかけます
    高所は乾燥しておりお風呂に毎日入れなくても以外に気になりませんが、頭は痒くなるので髪を洗えるととてもすっきりします

    BCの生活の紹介②トイレテント

    うまく石を組んで便器(ボットン式)にしてくれています
    雪解け水の流れに沿って作っており日中は便槽部分に水が流れているので、排泄物が自然に流れて蓄積することなく使用できました
    後の実際の登山でも書きますが高所でのトイレは重要かつ切実です
    BCには以前のトイレの石組みの跡が10カ所くらいありました

    リエゾンオフィサーのグル、コックのチーフのアミン
    キッチンスタッフのシャキールに加えもう2名のキッチンスタッフとBCでの生活を共にしました
    左がアビット おしゃれに敏感な若者で後で踊りがとても上手だと知りました 右がブショー シャイでバーベキューの名人です

    BCの生活紹介③
    カメラ、衛星携帯、ヘッドランプなどいろいろな機器の充電が必要になります。モンベルのソーラーパネル二つと会員からお借りしたもの計三つ持ち込み、日差しの強い時を狙って充電をしました
    BCは以前の隊のゴミが散乱してましたね

    https://webshop.montbell.jp/goods/list_search.php?top_sk=

    6月4日  BCで休養と 持ち込んだ装備の点検など
    上部で使用するテント、テントマット、ジェットボイル、ロープ、ロープ、スノーバーなどを運んできたプラパールボックスから出して整理整頓

    休養日といってもすることは色々あり、上部で食べる食料を各自に分ることもしました

    モンベルのリゾッタシリーズと白米が中心でした
    これにフリーズドライの副食を組み合わせ、カロリー補給にポテトフレーク、カボチャフレーク、薄切り餅を好みで追加、味変と栄養補給のためTAKA隊長作成のキノコ、にんじんなどの乾燥野菜を適宜トッピングして朝晩の食事とします
    味噌汁やスープの水分も高所ではとても大事で、お茶類は各自好みの物を持参しました
    高所では食欲が落ちることが多く、私も普段の半分しか食べられませんでした
    リゾッタは種類が豊富で楽しみながら食べることが出来、通常よりお湯を多めに入れると食欲がない中でも食べやすかったです
    https://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=661000

    BCで見た白い狐 BCで鳥、ネズミ以外の動物を見たのはこの時だけです

    BCでの生活が始まり高所に体を慣らしていきますが、ちょっと隣のテントに物を届けたり、トイレに動くだけで息切れがします 
    酸素飽和度は個人差がありますが70後半から90%前半なので仕方がありません
    睡眠中はさらに酸素飽和度が低くなるので、平地では見ないような悪夢を見ることがあると聞いていました
    GUTTI隊員が「昨日夢にお笑い芸人の○○が出てきてうなされた・・・」と朝食時に言ってましたが「それって悪夢なの?」と突っ込まれていました笑

    しっかり食べて水分をたくさん取って、よく寝て高所登山に備えます

    ③山行活動前半に続きます!

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