山行記録

Activity Diary
  • 2023 04.15
    道北
    利尻山
    投稿者:miyo投稿日:2023年4月15日

    登攀企画部の企画で今年も利尻山へ2パーティーで計画。
    ここでは長浜ダイレクトリッジの報告を。

    メンバー shingo miyo

    雨予報に翻弄され日程を遅らせる。札幌を出るころは激しい雨だったが、北に向かうにつれて空は明るくなり利尻山が見られた。長浜ダイレクト初見の二人。刻一刻と変わる山容をアップロードするかのように何度も目に焼き付けた。

    西壁左リッジPと一緒に、行ってきやす! 

    乗船してから1時間ちょっとで鴛泊へ。船内では大阪から遠征のお二人が。
    仙法志だそうで・・・

    せっかくなのでジャンボタクシーでご一緒に。中央のHPも見てくださっているそうです。うれしいですね~

    とても精鋭なお二人。お互い無事を祈ってお見送り。我々もその数分後に出発。

    曇天でも気温は高め。湿度も高め。ワカン無しなので時々埋まる。

    モービルの後が恨めしい。

    Co950mここで健闘を祈りつつ、西壁左リッジPとお別れ。

    もっと手前の尾根から取付いた記録もあり悩んだが、ルンゼから取付く。
    体力的にはこちらのほうが良かったのかなと思うがどうなんだろう?

    高度をイッキに上げ、1時間ちょっとで尾根へ。

    C1 1260m finetrackのカミナドームは横からの出入りが快適!

    アルファ米に親子丼。
    快適なテント生活で20時には就寝。夜中には爆風で何度も起こされる。

    強風で3時前には覚醒。
    朝は明太子チャーハン。ゆっくりお茶しながら暫し停滞。

    ずっと強風予報だったので諦めて撤収!色々飛ばされないよう気を使う。

    しばらくは雪稜歩き。強風・視界不良・雪の踏み抜き…と悪条件。

    三眺山に到着。

    三眺山からの眺望は無かったが、一瞬でも淡い青空が見えるだけで救われる。

    三眺山過ぎた雪の傾斜はノンザイルで。

    更に雪稜が続く。

    晴れとガスの繰り返し。

    1620m付近の切り立ったリッジ基部の左側からロープ出す。1p shingo。
    草付が凍っていて快適。

    終了点からそのままツルベで 2p目 miyo。

    なかなかランナー取れず苦戦。50mちかく伸ばす。

    1670m付近。 3p目 shingo ちょっと立ってるけどアックスも足も決まる

    左リッジのローソク岩が急に現れ威厳を感じる。他の皆は何処らへんかな~。

    稜線に出た感動を味わってもらうべく美味しい最終Pもshingoリーダーに!

    初見の長浜ダイレクト。自分たちで考えながら登頂した喜びは半端ない!


    下山中、風速30k/mぐらいはあったか。途中滑落停止あり(反省)
    やっと視界が利くようになり、強風から逃れるようにハイマツ帯を歩く。

    そして、左リッジPも下山してきた!( sueさん撮影)

    26時間ぶりの感動の再会

    強風で視界も悪かったからか、今年はBCの人影はなし。

    小屋の中から出てきたソロの方に頼んだら、何枚も撮ってくれるサービス精神旺盛なお方だった。

    実は朝から踏み抜きで膝を痛めてしまい、ここからリーダーにロープを持ってもらう。申し訳ない。

    埋まるから…と先を歩いてくれた左リッジPの頼もしいリーダー。

    皆様のサポートに感謝!
    絶景を見ながらの下山で野営場につく頃はヘッデンON。

    野営場でC2のディナー。リーダーが作る棒ラーメンが疲労困憊の体に沁みた。

    今回も反省残る利尻でしたが、無事に下山できてヨカッタ!
    気持はもう、来年の利尻に。。。

    7日 17:00(稚内)➡21:00(C0)

    8日 6:55(稚内港)➡8:35(鴛泊港)➡9:30(栞橋)➡14:50(C1 co1270m

    9日 3:00(起床)➡7:20(C1出発)➡8:10(三眺山)➡13:30(頂上)
       ➡長官小屋(15:30)➡野営場(18:30)

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