山行記録

Activity Diary
  • 2022 01.03
    投稿者:miyo投稿日:2022年1月3日

    この日の上ホロの予想最低気温はマイナス18℃!・・・くらい。
    メンバーはオヤマさんをリーダーにKやさん、I川さん、私の4人。
    かなり早い時間に札幌を出発して行って参りました!

    凌雲駐車場からスタートする頃には明るくなっていました。
    前夜からの降雪で凌雲閣では除雪作業。駐車場はキレイになっていました。アリガタヤ

    富良野岳がスカッと見えて気持ち良い。
    遠くからでも確認できるくらい強風で雪煙が舞っていました

    三段山方面もクリアな空

    手前から化物岩、八ツ手岩、そして奥の正面壁までもスカッと見え、誰もが今日一日晴れの元登攀ができると思っていた・・・

    ・・・が、あれ?安政火口からアイゼンに履き替えた時から一変

    なかなか取付きまで遠く険しい

    近づくにつれて威厳を放つ八ツ手岩に見とれてしまう

    オヤマさん×I川さんパーティーは右ルート。I川さんはお初です。
    Kやさん×私のパーティーは左ルート。我々は4年以上ぶり。

    リードは交代で行くことに。まずは1ピッチ目。Kやさんリード。前日の雪と分厚い氷で残置見つけられず。支点はイボハーケンで。ハング下に存在感のある残置で終了

    2ピッチ目交代。昔の記憶ではここが一番の核心だったのですが(自分にとって)、アイゼンもアックスも気持ちよく利き快適でした。この後右ルートのオヤマさんパーティーと合流。

    終了点の残置を見つけるのに時間かかりそうだったので、適当なところでピッチを切る。支点はキャメを使いましたが、実はピッチ切るの早かったよう。
    画像はI川さん。


    ここで寒さのあまり誰も画像撮っていませんが、3ピッチ目トラバースして雪稜に出まして…

    残置のある所で懸垂し、D尾根と繋がるコルへ。

    もう寒いわ、強風だわ、視界は悪いわ…の三拍子ですぐにD尾根に上がります。

    化物岩に寄り道しようか…との提案もありましたが、時間も時間なのでそのまま下降。朝のトレースは消えていましたが、時々見える地形を頼りに無事に下山しました!

    登攀自体はわりと条件良かったのではないかと思うのですが、ただただ極寒でメンバー全員、指先・足先がやられました。そして、こんな気象条件の中でのホッカイロは「桐灰のマグマ」に限る!という話に終着。

    8:00(凌雲駐車場)➡9:00(安政火口)➡9:45(八ツ手岩取付き)➡10:10(登攀開始)➡13:10(D尾根)➡15:00頃(凌雲駐車場)

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