きょんきょんと私のちびっこ二人で日高山脈のピリカヌプリへチャレンジしてきました。
19日07:20 野塚トンネル駐車場出発
19日13:40 トヨニ岳着 東峰へ下ったところでC1
20日07:40 C1発
20日08:35 トヨニ北峰
20日11:30 ピリカヌプリ直下c1360で引き返し
20日17:05 トヨニ東峰 南東尾根c1253でC2
21日06:20 C2発
21日09:45 野塚トンネル駐車場
低気圧襲来でC2を安全なところに下げたかったためピリカヌプリ頂上は諦め、さらに主稜線を戻る選択もやめ、エスケープのトヨニ東峰の南東尾根へと下りました。気温が上がって雨になると増水の恐れもあったため、朝食もそこそこにC2を出発し無事に下山しました。ピークは踏めませんでしたが二人で相談して二人なりの最善の選択ができたと思います。また宿題になってしまいましたが、美しい主稜線歩きは何度でもチャレンジしたいです。
今回のログ。あと少しでしたがお天気には敵いません。
野塚トンネル駐車場からすぐの沢型を詰めていく
野塚岳へ向かう人たちもいました
主稜線まであと少し
主稜線。トヨニ岳が美しい
ナイフリッジは安定して通過できました
ナイフリッジ振り返って。美しい主稜線
トヨニ岳本峰ピーク目前。奥にはトヨニ北峰、さらにピリカヌプリ
トヨニ岳本峰から東へ少し下ったところでC1。トヨニ北峰まで行く予定でしたが、3日目の天候が思わしくないため、逃げやすいこの場所にテント設営。
夕焼けを待つも雲が低くなり諦めました。それでもこの景色は飽きずに眺めていられました。
翌朝は雲海の中の日の出。トヨニ東峰の頭が雲の中から顔を出して幻想的でした。
トヨニ北峰前のリッジがちょっと不安だったので雪がすこし緩むのを期待して遅め出発。結果的には早出すればピリカヌプリピークを踏めたのかもしれませんが、二人で天気予報とにらめっこしてギリギリまで判断悩みました。
奥に見えるピリカヌプリ
トヨニ北峰
雄大な姿のピリカヌプリ
天候変化の兆候もありピリカヌプリピーク直下で引き返しを決断。日帰りでピークを踏んだ猛者たちが下りで難儀しているのを見てました。一緒のワンちゃん可愛かったです。
引き返して急いでテン場へ向かいます。翌日の低気圧で降雪が降雨になると渡渉がやっかいなので、明るいうちにテン場を下げようと判断。
帰りのアップダウンは身体に堪えます・・・
日が落ちる前にガスに包まれ風が出てきました。
急いでテントを撤収し、トヨニ東峰を下ってc1253の雪庇がある反対側の少し緩い樹林の中にC2設営。何とかライトを使わずに設営終了できましたが、雪が固くて整地に難儀しました。でもこれで翌日の下山に少し余裕ができました。
日付が変わるくらいから風と降雪、明るくなってから撤収作業。前日緩んだ雪が固く凍り、その上に15センチほどの新雪が乗っている状態でした。下山開始早々にスリップして20メートルほど滑落・・。幸いケガがなかったけれどヒヤリとしました。
雨になる前に沢まで下りてこられて一安心しました。