1月23日と2月7日に、単独で長万部岳に行ってきた。23日に登れなかったので再度の挑戦だ。
23日:夜が荒れたのでゆっくりしていたら、出発が遅くなってしまった。二股温泉分岐から600m、かっての大峯温泉の所まで道路は除雪されている。天気予報では良い予報ではないが、青空が見えている。
夏も来たことが無い長万部岳、どんな登山になるか楽しみだ。道路脇には標識が立っている。ラッセルはまぁまぁ。
林道をラッセルしていると№40 の標識が出てきた。林道は右側についているが、勘違いして左右どちらでもいいんだと思い、左側の沢沿いを行く。これは標識の位置が曲がっているだけだった。
沢沿いが行けそうも無くなってきたので、右の尾根に上がり始めると、標識が出てきた。
ラッセルがきつくなってくる。
かっては小屋があったらしい5合目からは、良く長万部岳が見える。.
入山者は自分一人、もう少しでコルだと思うがコル手前の№15の標識まで4時間半のラッセル、多い所では膝まであった。残念だが時間切れ、頂上を諦めて戻ることにした。帰路に自分のトレースを忠実に登って来た若者に会ったが、結局は自分の最終地点で止めたらしい、もっと早く来てラッセルをして欲しかった。
№15からの長万部岳、残念だ、もう一度来なくてはと・・。
7日に2回目の挑戦。遠方でもガソリンが安いのが助かる。今回は前日のスノーモービルのトレースがあったので林道は使わせてもらった。
だがトレースを外れてコルを目指すと、膝までのラッセルが待っていた。
コル手前№14の標識から、標識が分からなくなってきた。これは風で飛ばされたのだろう、壊れていた。
コルからは急斜面が続く。稜線の雪庇を避けて樹林帯を行くが、ラッセルが浅くなってきた。。
途中からのコル方向を見るが、スノーモービルが数台見え、音がうるさかった。。
急斜面を登りきったピークは雪庇が発達していて、下りるときは壊れるので、要注意。
今回は急斜面を登っている時にスノーモービルが大挙して入山してきたが、さすがにコルからは上がって来れない。今回も登山者は一人だった、技術的には難しい山では無いが、ただ豪雪地帯、トレースが無いときはラッセルを覚悟しなければならない。
2月7日の記録
7:00車留め~8:10№40の標識~8:55 5合目~9:30№15の標識~10:00コル~11:10頂上~13:00車留め