前から計画を温めていた、日高はカムイエクウチカウシ山のコイボクカールに上がるコイボクシュシビチャリ川に行ってきました。
コイボク川は入渓点までのアプローチが長いのが難点。静内ダムからだと車止めゲートから30数キロあり、入る人は自転車だのバイクだのと工夫されているようだ。
我々はせっかくのシルバーウィークなので、下降を札内川八ノ沢に採ることにして、西から東へ旅してみることにした。
9/19(土)
曇り時々雨。札幌駅から高速ペガサス号に乗って荻伏市街へ、さらに予約していたタクシーに乗って神威山荘前まで。そのままペテカリ山荘まで足を延ばして泊。
20(日)
曇りのち晴れ。午前中はひたすら車道歩き。20数キロある。
コイボク川はしばらくゴーロ歩き。この川も日高の例にもれず? 荒れている。
この日はCo740くらいの河原で泊。ツカレタ~ しかし満天の星空で満足。
21(月)
晴れのちガス。コイボク川の核心部である。最初のうちは河原だが・・・
Co820三俣を左に入るとやがてゴルジュに滝場が現れる。シャワークライミングしたり巻いたり。
Co1200二俣手前の滝です、ゴルジュの中に門番のように立ちふさがってどうも登れそうにない。というわけで左岸の岩場を登って活路を探すことに。
巻いている途中で左俣の連瀑帯を眺望。合計100mくらいか、いい景色です。
結局、左俣に入るには持っているザイルの長さから斜め懸垂が要りそうで、連瀑帯は見るだけにしていったん右俣に下降、尾根を乗越すことに決定。
コイボクカールに到着! そこら中にヒグマの糞が落ちている。ワイルドだぜ~
22(火)
晴れ。朝の内は風が強く寒かった。
あとは踏み跡のついた八ノ沢を下るのみ。予定ではこの日は札内川ヒュッテ泊だったが、下山の時一緒になった登山者のレンタカーに乗せてもらって明るいうちに下界に戻った。ちなみにこの日泊まったナウマン温泉付属のオートキャンプ場は無料の上にコンビニも近くて快適至極でした。山のテントを張っていたのは我々だけでしたが!