山行記録

Activity Diary
  • 2015 08.05
    投稿者:S.Baba投稿日:2015年8月5日

    アラスカ旅行も2か月半になり、遅ればせながら簡単に投稿します。詳細はあじさいに頑張って書くつもりですが・・・いつになるでしょうか・・・

     

    日本を出国し、タルキートナに向かいました。

    タルキートナは今回の第1目標、マッキンリーの登山基地です。

    下写真は今回乗ったTATのセスナです。

    s_P1000828

     

     

    ヒマラヤと違っていきなり氷河上にランディング、登山開始です。

    s_P1000945

    とりあえずランディングポイントに一泊目。バックには目指すデナリが見えました。

    s_P1000850

    こんな氷河をそりを引きながら歩いていきます。

    s_P1000864

    下写真はC3からの眺め(たぶん)。歩き始めて2日目。

    s_P1000870

    メディカルキャンプ(MC)4300mまではそりを引いていきます。背負うよりマシとはいえ、そりの扱いにはほんとにウンザリしました。

    s_P1000866

    登山前半は快晴続きで素晴らしい眺めでした。

    s_P1000881

    C3から荷揚げと高所順化のためMCへ一度往復し、5日目にMCで幕営。

    MCにはこんな天気予報まであります。

    s_P1000886

    天気があと3日しかもたない予報だったので、1日レスト後にアタックを試みました。

    下写真はウエストバットレスの登りです(ほんとうは縦写真です)。斜度は最大60度といったところでしょうか。フィックスが張ってあります。

    s_P1000897

    HC5300mへの稜線。ここにもフィックスが張ってありました。皆コンテで歩いていましたが、斜里や富良野北尾根、恵庭岳のてっぺんよりもずっと簡単でした。

    s_P1000901

    翌日HCからアタックしたものの、強風と頭痛のためすぐにMCまで引き返しました。

    そこで3日停滞。雪が深々と降りました。

    下写真はデナリ登山者なら皆やっている、雪籠りに備えた魚の干物づくり・・・

    s_P1000908

     

    というのは冗談で、もちろん誰もやっていません(笑)。

    作っていたのは僕ではなく、大蔵さんパーティー。もらった生魚何十キロをここまで運んできたそうです。大蔵さんパーティーにはC3からずっ~とお世話になり、この魚も美味しくマヨネーズでいただきました。本当にありがとうございました。

    s_P1000907

    3日停滞した後、天候が小康状態になりそうだったので4日目夜にHCへ移動。

    翌朝2度目のアタックを行いました。下写真はデナリパスと大蔵パーティーのSさんTさん。

    s_P1000917

    デナリパスから広い尾根を淡々と登ります。

    s_P1000919

    が、頂上手前には心臓破りの急坂が待っていました。6000mでこれはキツイ。

    それを登りきれば、下写真のような稜線に。

    s_P1000930

    18:30ようやく山頂に。「早く下山せねば」と思って1分で下山開始。

    s_P1000927

    飛ばして歩いて20:40にHCに到着。レインジャーからコングラチュレーションと言われてハーブティをいただきました。

     

    翌日には一気にC1まで降りました。下は霧中にC1へ向かう途中の写真。

    s_P1000937

    次の日は大雪で停滞しましたが、6月10日無事ランディングポイントに到着。

    s_P1000941

    s_P1000843

    セスナから下りると土と緑の香りに包まれ、不思議な懐かしさを感じました。無事終わったな~と実感した瞬間でした。

     

    最後に。下はセスナで一緒になった方と飲んだ時の写真。アルコールに酔いながら、アイスクライミングなどの話で盛り上がりました。

    s_P1000966

Page Top