2015 07.03
投稿者:miyo投稿日:2015年7月3日
9/11の大雨で氾濫した漁川。
かなり渓相が変わったという情 報を聞き、M里ちゃんと
M&Mコンビで行ってきました。
入門の前泊でいつも使っているテン場。一部が削られてしまいました。
それでも、誰かが焚火をした跡が残っています。
所々に滑は見られるも、殆どが流れてきた岩でゴーロ歩きを強いられました。
反対側の高巻き下から見たところです。かなりの土砂が流れています
画像左側がF1の滝(だった所?)です。
高巻側には残置ロープと鎖が残っていました。
F1の滝に上がった所のコケは無くなり、ビレイ点も見つけられませんでした。
660の二俣。
荒れたゴーロで流木の数も半端じゃなく、想像を絶する氾濫だったのでしょう。
それでもまっすぐに立っている木のなんと強いことか。
林道の入り口に赤テープが付けられていました。
下山はこの場所を忘れないように…
そして、氾濫前のF2の滝 ⇒ かろうじて面影を残していました。残置も有り
草つきに入ってしまい、途中タケノコなども見つけ、
一時沢から離れてしまいましたが、沢の音を頼りに戻りました。
やっと開けた雪渓にきました
この後の笹薮のトンネルは変わらずでした。
登りで見つけた750付近の赤テープを頼りに林道に入ると、
ここにも氾濫の爪痕が・・・
車止めの林道までも荒れ放題。
沢入門でよく使われていた沢で、札幌近郊でも美しい沢だっただけにとても残念。
C800以降は滝も有りそこそこ楽しめましたが、
それまでは、ほぼゴーロ歩きで、うんざりすることもしばしば。
全くもって、自然の破壊力に恐怖を感じた、今回の遡行でした。