昨年に続き今年もランタン・リに挑戦した。昨年は稜線6400mのクレパスが越えられなかったので、今年は梯子を持参して挑んだのだが・・。
ランタンの入り口であるシャベルベシでは、結婚式のセレモニーが行われていて、賑やかで良いトレッキングの始まりでした。
今年は春が遅く、ネパールの国花であるラリーグラスが咲き誇っていました。
ランタンの最後の村キャンジン・ゴンパでは季節外れの雪が2度降り、ランタン村では雪崩で家が2軒つぶれたとか、ヤクが100頭死んだとか、話題になっていました。奥に見える山はガンチェンポ6387mです。誰か一緒に登りに行きませんか?。
ランタン・リが目の前の氷河上にBC(5257m)を設けました。
「世界で最も美しい谷の一つ」が実感できます。
C1(5536m)を作り、悪天のためBCでレストしていた4月25日11時56分に
突然に激しい揺れを感じテントの外に出ました、するとすぐ雪崩の爆風が来ましたがキッチンテント&ダイニングテントがつぶれただけで、事なきを得ました。自身の誕生日でした、不運だったのか幸運だったのか?。
地震後のランタン・リです。中間から右に延びている尾根が雪崩の向きを変えてくれました。ラッキーです。
望遠で撮ってみました。頂上&稜線&南壁が崩れています。
地震前の写真と比べてみてください。大きな揺れだったということが分かります。
キャンジン・ゴンパに着いて目を疑いました。こんなに地震の被害があったとは想像してませんでした。
地震の揺れだけでなく、ランタン・リルンからの爆風が被害を大きくしました。
その痕跡です。
安全な所で避難生活を送っていた村人です。キャンジン・ゴンパでは二人の方が亡くなったと言ってました。残っていた食料を持って行きました。