山行記録

Activity Diary
  • 2014 10.01
    投稿者:miyo投稿日:2014年10月1日

    今年は旭岳の初冠雪の知らせが早く、昨年よりも秋の訪れが早そう。
    そんな中、焚き火をしたい!という目的で、蝦蟇の沢を遡行して札幌岳へ行ってきました!
    メンバーはT明さん、Y子さん、私・・・の3人です。

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    札幌岳の登山口に車止めし、徒歩で先ずは豊平峡ダムを目指します。
    沢の格好でシャトルバスの乗るのは抵抗があった私たち。

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    30分ほどでダムに到着。観光客で賑わっていました。

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    ん?こんなところに焚き火にうって付けの薪が…
    しかし、持ち出し禁止です。(重たくて長時間持てないし)

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    この先の林道を進みます。ここからが長い!

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    今から薪の調達?途中、キノコを採ったり
    焚付用に白樺の皮を集めたり、頭の中は焚火のことでイッパイ!

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    約2時間後にステキなテン場を見つけました。
    大きな中洲になっていて、ロケーションもヨシ。

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    さっそく釣り開始。魚影はたくさん見えたのに、収獲は1匹(涙)
    キノコとお味噌汁にして頂きました。

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    女性だけで何とか焚き火をつけようと意気込みましたが
    白樺の皮もあっという間に無くなり、失敗続き・・・
    結局、人工の焚付を使いやっと焚火らしくなりました。まだまだ修行が足りません!

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    食当はY子さん!東北麸とキノコと玉ねぎの玉子とじ♪
    美味であっという間に完食。

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    食後はしんみり線香花火をやりながら語らいの時間。
    「線香花火って人生みたいだな~」
    満天の星空のもと、21時就寝zzz

    そして、朝4時起床!熾火が残っていて、T明さんが直ぐに火を起こしてくれました。
    暗がりの中、カニ雑炊を朝食に。だんだん白けてきて、早々に身支度。
    5:45には出発。

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    濡れても膝下までの快適な沢。
    魚の数も半端じゃない!「産卵の時期だからかな~悔しい!」
    とT明さん曰く。

     

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    これだけ白樺の皮があれば、火おこしも苦労しないのに~!

     

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    微妙なスタンスで緊張のヘツリ。癒しの沢で油断していました。

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    直ぐにゴルジュが現れました。
    行きたいけど・・・濡れたくない・・・でも行きたい。
    数分悩み、落ちた時の自分を思い浮かべて・・・

     

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    けっきょく左岸から巻きました(笑)

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    少々うす汚れた格好でも、紅葉と一緒だと画になるのは何故でしょう。
    癒されっぱなしで普段から優しい私たちも、更に優しい気持ちになります。

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    まだまだ沢行けるね~!イエーイ!!

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    しっかりしたガバがあるので、余裕です。

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    紅葉真っ盛り。風情があって短歌でも詠みたい気分です。

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    予定していた沢よりも手前の沢から稜線を詰めることに決定。

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    いきなり鹿が現れビックリ!でも鹿にしてみたら、
    突然人間が現れてビックリしたことでしょう。

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    40分ほど藪こぎで四苦八苦。やっと夏道にでたのは10:15頃

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    10:40ピーク!この日は多くの登山者で大変賑わっておりました。

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    沢から来た見窄らしい私たちは、隅っこで湯を沸かしティータイム。
    画像は昨夜の飲み忘れたビール です♪

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    下山は夏道から。ここでも沢山の方々とすれ違いました。
    薄っぺらい沢足袋での下山はなかなか辛いものがあります。

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    12:15 冷水小屋に到着。とても親しみやすい山小屋の管理人さんと談話中~
    冬の山小屋も快適そうです!

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    13:15 下山した頃には、こんなに沢山の車が!
    改めて登山人口の多さを実感します。
    実はこの中にK子さん・S井さんが乗ってきた車があったようで
    小金湯温泉でバッタリお二人にお会いしました(^O^)

    蝦蟇の沢は、特に滝やヘツリが多いわけではありませんが、
    紅葉の中、ゆったり歩く滑床の素晴らしさは、アプローチに2時間かける価値アリかも!
    テン場での薪は豊富で焚火も盛大!
    札幌近郊の沢も、まだまだ良いところがいっぱいあるんですね~

    ガバの沢1
    ちょっと見えづらいですが、テン場から札幌岳までのトラックです。

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