今年は旭岳の初冠雪の知らせが早く、昨年よりも秋の訪れが早そう。
そんな中、焚き火をしたい!という目的で、蝦蟇の沢を遡行して札幌岳へ行ってきました!
メンバーはT明さん、Y子さん、私・・・の3人です。
札幌岳の登山口に車止めし、徒歩で先ずは豊平峡ダムを目指します。
沢の格好でシャトルバスの乗るのは抵抗があった私たち。
ん?こんなところに焚き火にうって付けの薪が…
しかし、持ち出し禁止です。(重たくて長時間持てないし)
今から薪の調達?途中、キノコを採ったり
焚付用に白樺の皮を集めたり、頭の中は焚火のことでイッパイ!
約2時間後にステキなテン場を見つけました。
大きな中洲になっていて、ロケーションもヨシ。
さっそく釣り開始。魚影はたくさん見えたのに、収獲は1匹(涙)
キノコとお味噌汁にして頂きました。
女性だけで何とか焚き火をつけようと意気込みましたが
白樺の皮もあっという間に無くなり、失敗続き・・・
結局、人工の焚付を使いやっと焚火らしくなりました。まだまだ修行が足りません!
食当はY子さん!東北麸とキノコと玉ねぎの玉子とじ♪
美味であっという間に完食。
食後はしんみり線香花火をやりながら語らいの時間。
「線香花火って人生みたいだな~」
満天の星空のもと、21時就寝zzz
そして、朝4時起床!熾火が残っていて、T明さんが直ぐに火を起こしてくれました。
暗がりの中、カニ雑炊を朝食に。だんだん白けてきて、早々に身支度。
5:45には出発。
濡れても膝下までの快適な沢。
魚の数も半端じゃない!「産卵の時期だからかな~悔しい!」
とT明さん曰く。
直ぐにゴルジュが現れました。
行きたいけど・・・濡れたくない・・・でも行きたい。
数分悩み、落ちた時の自分を思い浮かべて・・・
少々うす汚れた格好でも、紅葉と一緒だと画になるのは何故でしょう。
癒されっぱなしで普段から優しい私たちも、更に優しい気持ちになります。
いきなり鹿が現れビックリ!でも鹿にしてみたら、
突然人間が現れてビックリしたことでしょう。
40分ほど藪こぎで四苦八苦。やっと夏道にでたのは10:15頃
10:40ピーク!この日は多くの登山者で大変賑わっておりました。
沢から来た見窄らしい私たちは、隅っこで湯を沸かしティータイム。
画像は昨夜の飲み忘れたビール です♪
下山は夏道から。ここでも沢山の方々とすれ違いました。
薄っぺらい沢足袋での下山はなかなか辛いものがあります。
12:15 冷水小屋に到着。とても親しみやすい山小屋の管理人さんと談話中~
冬の山小屋も快適そうです!
13:15 下山した頃には、こんなに沢山の車が!
改めて登山人口の多さを実感します。
実はこの中にK子さん・S井さんが乗ってきた車があったようで
小金湯温泉でバッタリお二人にお会いしました(^O^)
蝦蟇の沢は、特に滝やヘツリが多いわけではありませんが、
紅葉の中、ゆったり歩く滑床の素晴らしさは、アプローチに2時間かける価値アリかも!
テン場での薪は豊富で焚火も盛大!
札幌近郊の沢も、まだまだ良いところがいっぱいあるんですね~