山行記録

Activity Diary
  • 2014 05.29
    投稿者:hideji投稿日:2014年5月29日

    大阪市立大学のランタン・リ登山隊に参加してきました(市立大とは関係ないのですが、参加させてくれました)。

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    ランタンの入り口の街(シャベルベシ)の川淵に、温泉(無料)があるのは余り知られてないんでは・・。

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    キャンジン・ゴンパまでは皆行ってると思うので、その先からの説明を。
    村を通り過ぎランタン・コーラを行きます。ランタン・リルンを振り返りました。

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    1日目のキャンプ地ランシサ・カルカまで道は良いです。ここでは雪が降りました。
    後ろの山はPangen Dopku5930m。

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    2日目のキャンプ地モリモトBC。韓国の17名もの登山隊が、6000mの未踏峰を登りに来てました。よく分からない登山隊でした。キャンジンまでは70名のポーターがいたのですが、30名ほどに減り、ポーターは何度も往復です。
    モリモトBCまでは一般トレッカーでも行けます。ここまで足を延ばすと楽しいでしょう。

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    ポーターがさらに減り10数名、寝袋等、個装は自分たちで持ちます。

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    落石に気を付けながら氷河を行きます。
    自分は途中で落石にあったのですが、運よく助かりました、危なかったです。

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    ポーターがここまでなので、BC(4800m)は計画より一つ手前のキャンプ地になりました。
    ランタン・リが見えてます。

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    計画のBC予定地はABC(5050m)に変わりました。隊員とシェルパで荷揚げをしました。

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    ランタン氷河の最奥に向かって荷揚げです。

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    左のスカイラインがルートの南西稜です。

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    シシャパンマ南壁です。

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    C1に向かって荷揚げです。

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    C1(5500m)景色の良い所です。イギリス人の探検家・登山家のティルマンが「世界で最も美しい谷の一つ」と言ったのは氷河の最奥を言ったのではなかろうか。

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    ティルマンのコルに向かってルート工作&荷揚げです。。

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    にせティルマンのコル、過去の登山隊はこのコルを越えてきた。

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    4月25日、自身の誕生日、C1への荷揚げの途中で、コルからはチベットの山並みが見えました。66歳、まだまだヒマラヤでも頑張れると確信を持ちました。ピラミッドの山はカバン峰だろうか。

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    傾斜が強くなる。

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    核心部の稜線が見える。両側が切れ落ちている。

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    2001年HAJ隊の登攀リーダーとして、外国人として初めて入域し・初登攀したヤンラ・カンリ7429m峰が見えてきた。再挑戦したいと思うのだが・・。

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    ポーロン・リ、リスム、シシャパンマ、ロケーション最高だ。

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    C2(6200m)建設。
    この後6400mまでルートを延ばすが、切り立った稜線上にクレパスが2本走り、これを越えることができず登山を断念。

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    帰路のキャラバンはこの花が群生してました。

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    時間が余ったのでインドのニルギリ鉄道を乗りに行きました。
    カトマンズからだと、ダージリンのトイ・トレーンは、3日もあれば簡単に陸路で行けるのですが、ニルギリ鉄道は大変でした。インドは何度行っても大変。
    今回の登山で思ったこと。①自分はまじめに山を取り組んでこなかったんではないのか?②1億とか2億をかける登山はできないが、66歳、今まで通り、「今、最大限できること」を大事にした登山をすれば、まだまだ十分通用する。

     

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