2009 12.23
投稿者:まりお投稿日:2009年12月23日
久しぶりに西稜。膝までのラッセル。トレースは全くない。
末端からP1基部を目指す。
P1
基部に着くと先行パーティがなんと4人。手前から登ったらしい。
平行にザイルを伸ばして追い抜くことにする。
3ピッチ目から見た、まだ1ピッチ目の「先行」パーティー。
先行Pのリードを追い越すとだれも足を踏み入れていない。
ここからは再び膝前後のラッセルなのでロシアンルーレットの世界。迂闊に足はおけない。
両面雪庇で見た目は1メートルほどあるが、実質50センチ前後のナイフ。
コル以外は緊張の連続だ。アックスで確認し足を置くが、時々どさっと雪が崩れてドキッ!
追い抜いて安心して食事をしたコル。モデルはW氏。
でもまたナイフリッジのロシアンルーレットが続く。
セカンドも下りがあるのでお気楽ではない。
頂上直下。
ナイフリッジを振り返る。
帰りもトレースはなく、膝までのラッセル。
自分でハーケンを打ちカムをセットして登るので大満足のルートだ。