増毛山道が復活する前に3日間かかった記録があり、山道が開通してからは1泊2日で行って来た記録を見ると、「行きたい気持ちが、いつかは行かねばならない」との気持ちに代わり、行く機会を持ち続けていた。やっと先月に行ったのだが、雨が続き留地暑寒別川が濁流だったので諦めて帰ってきた。その時は行け行けのMキも諦めざるを得なかった。今回も天気予報がころころ変わり、雨が予想されたが、再チャレンジをした。ゴルジュが増水しないことを祈るばかりだ。
林道ゲートで支度をしていると、「増毛山道の会」の方が林道の鍵を開けて入って行った。話を聞くと林道はずーっと車で入れるとのこと、今回はトレッキングの方を迎えに来たとのこと、ひょっとして我が会のI子さん?、計画が出てたような?。
今回遡行してきて分かったことだが、車を2台使用し、林道で車を使うならば日帰りで行けることが分かった。今回は我々は残念だが、林道は歩きとなった。
林道を40分間歩き、ヘアーピンカーブから入渓。留地暑寒別川は結構苔むしていて綺麗な様相だ。
ここはちょっとの勇気が要るところだ。巻くのが面倒なので突っ込んだが、増水してなければ行ける。ロープも使うことはない。
600m手前で幕営したが、尺物の岩魚をMキ夫が釣り上げた。
自分はこのサイズの物は初めてだった。えさはU田さんが釣った岩魚の卵。
魚影は薄いが、釣れれば大きい。
朝の出発前、やっと見つけたテン場は良いテン場となった。拾い集めた薪も使い切れなかった。
10分ほど歩くと魚止めの滝が出てくる。山谷では左岸巻きとあったが、我々は右岸を巻いた、問題は無かった。
やがて小函の出会い、読図をすれば間違うことはないだろう。
写真の左の所はテン場には適さない。我々が泊まった所が一番良かった、そこしかないような?気もする。
足を両側に突っ張って行き、シャワークライムです。ここが一番の核心だったような。増水してたら無理かも?。(Mキ夫写真)
この滝は悩みました。泳いで行き取り付いて登っていけるかどうか?。
行けるかもしれないし、行けないかもしれない?。落ちたら岩にハマりそうで、結局は巻きました。ちょっとの勇気が出ませんでした。
この滝は
上からお助けです。
ちょっと大きな滝が見えてきました。が、進む沢ではありません。
この滝は登り方は3方法。左側から巻くか、乾いた所を行き水流にトラバースするか、右側の水流を行くかです。
(Mキ夫写真)どこら辺だったか、記憶にありません、
認知症が始まりました。
藪漕ぎが全く無しで山道に出ました、増毛山塊でこんなこともあるんですね。
頂上への登りです、気持ちが良いです。おじいさんは山に芝刈りに。(Mキ夫写真)
天気予報が外れて良かったです。眺望はすこぶる良かったです。羊蹄山の頭も見えました。
トラック図です、入渓前の林道からです。頂上から山道を下ると林道に出ます、そこに車を1台デポ、もう一台で入渓地点、十分日帰りは可能ですね、行ってみて分かったことですが。後は増水してたら難しいですね。高巻は易しかったです。山谷にある流木の写真の滝は無かったです、というか何処だったんでしょうね?。
初日は時間があったのでのんびりと、2日目も天気に恵まれのんびりと、思い続けていた山行楽しめました。(紫陽花の原稿はこのアップで勘弁願います)
5日 9:00 225m林道ゲート発~9:40入渓~13:50 600m手前幕営
6日 6:00テン場発~6:10魚留めの滝~6:35 小函の沢出合6:45~10:20山道~
10:40頂上への道~11:05雄冬山頂上11:30~15:05林道ゲート