2018 04.18
投稿者:r.itani投稿日:2018年4月18日
黒岳北北西稜は、険谷として聞こえる黒岳沢のCo1300から山頂に向かって伸びる稜である。黒岳北稜はバリエーションルートとしてよく登られているが、北北西稜を登った話は聞かない。泊り装備を背負って山頂へ抜ける計画、どんな所か興味津々だ。
アプローチは黒岳沢の左岸尾根。黒岳ロープウェイの駐車場から右手の急斜面を登る
Co1250のテンバに到着。黒岳が見上げえるようで、圧迫感を覚える
コースタイム:駐車場発(9:20)-テンバ着(14:10)
取りつきを間違い、沢型をトラバースして北北西稜にとりつく。3か所ほどロープを出すが、他もこんな急傾斜の連続で、気が休まらない。
なお稜にとりついたところで下の沢で表層雪崩が。10cmくらいしか積もってないのにな~おそろしい
核心部の5m壁。ロープを出して取りつき、カムで支点をとり、除雪しながらじりじりと進むが難しい・・・この時点で11時を回っており、残念ながら撤退の決断をする
懸垂の連続で黒岳沢に降りる。帰るためとはいえ、デブリがそこここにあり気持ちが悪い
往路の尾根を戻って駐車場へ、行動12時間、お疲れさまでした。
コースタイム:テンバ発(5:30)-最終到達点(11:18)-テンバ(14:00)-駐車場(17:45)