一度日高の沢を体験してしまったら、もう忘れずにはいられません
今回チャンスがあり、歩荷訓練も兼ねて行ってまいりました。マイナールートへ…
1日目は無理せず、左俣から行きます(ログは最後尾)
1時間ほど川原歩きをしたあとに、やっと日高らしい光景に。
2015/8/5、同じ左俣を下ってきた時は、右画面のようなスノーブリッジがありました。http://mtsapporo.chicappa.jp/?p=8042
今年は7月の猛暑で雪解けが進んだのかもしれません。
たまに後ろを振り返り息を整えます。
全装での急登は本当に疲れます。まだまだ軽量化の余地アリ
トヨニ岳頂上は雲の上
これから西面に向かって降りて行きます。
かなり長いガレ場を下ってきました。
水流が出てからは簡単なナメ滝を下降しながらテン場探し
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2日目 天気もまずまず。
遠くの稜線には日が当たっていましたが、沢の中はまだ日陰
出発してから初めてのそれらしい滝。
右から。トラバースする際、後ろに荷重持って行かれそうで怖かった
釜持ちの滝。左から行けそう?右から巻き巻きで。
懸垂で戻りました
写真なんて撮ってる場合ではないんですが
余りにも滝が連続して緊張感。
休憩中にシャッター押してしまいました
もう滝は終わったのかな?
と油断するようなガレ場ですが甘い!
大滝直登。
フォローとはいえ、チムニー滝をクライムシャワーで。
なかなか手ごわかったです。
北峰までもう少し…のはずが、シャリバテ気味で
時間かかってしまいました。反省
トヨニ岳に向かいます!
明瞭な踏み跡も有り歩きやすかったのですが
もう、疲労困憊。ここからしばらく撮影する余裕もなく。。。
下降はまた左俣から。覚悟はしていましたが長いガレ場に四苦八苦
神経かなり衰弱しました。
それでも水流が出てくると元気回復するという(笑)
滝は4回ほど懸垂で降りました。
画像は同じ滝で、下段が2015年8月のもの。雪渓が陰湿な感じでした。
結局、今年は左俣にはスノーブリッジありませんでした。
右股はどうだったのだろうか…
1日目
7:00(北勝橋P)~12:05(トヨニ岳)~15:40(C1)
2日目
5:40(C1)~14:00(北峰)~15:30(トヨニ岳)~18:40頃(北勝橋P)
全装備背負って3つの頂上を踏むのはきつかったですが、良い歩荷訓練になりました。
そして、こんな素敵な日高のマイナーな沢に入れたことに感謝です