1月21日に奥徳富岳に行って群別岳を望み、やはり厳冬期の内に登らねばと行ってきたが、当初、奥徳富岳を周回する計画が悪天のため群別岳で終わってしまったのがちょっと残念でした。
かなり以前は浜益浄水場取水施設まで車で入れたのだが、奥徳富岳の時は除雪されて無かった。今回は取水施設の改修工事のために入ることができたのでラッキー。約3㎞程の距離を楽することができました。
天気予報は悪い。降ってなかった雪も林道を歩いている時に降ってきた。吹雪予報が雪だけなので幸い。ラッセルもだんだんと深くなり雪が重い。
テン場に近づいてきました。右側の稜が奥徳富岳の西尾根、左側の稜が群別岳の南尾根です。
南尾根です。風を避けて尾根の取り付きにテントを張りました。
取水施設まで車が入り短縮されたのですが、ラッセルで時間がかかりました。
翌朝、まだ周回する気もあったのでワカンを履いて出発です。ワカンを履いても埋まるので沢を行かないで直接南尾根に取り付きました。
先頭が見えませんがIちゃんが先頭です、頑張ります。自分とは今回が初めての山行です。
曇っていたのですが、だんだん雪と風が付いてきました。
少し岩峰が見えてきました。コルから岩峰に向かいます。
少しラッセルが楽になってきました。
岩稜帯を巻くように急な斜面をトラバースです。雪が不安定ならば雪崩れる可能性は大です。また、氷っていたならば嫌でしょうね。
頂上かなぁと思ったら手前のピークでした。コルに下りて再び登ると頂上です。
視界が悪いので左側の幌川には落ちたくはないですね、落ちるならば群別川です。群別川に雪庇があります。
頂上からの展望はありません。頂上を早々と下ります。周回は早々とあきらめました。
厳冬期にはなかなか踏めない群別岳の頂上です。自分は三度目の正直でやっと登ることができました、過去の2回は南西尾根です。
テン場に着きました。群別岳を目指すだけなら途中までスキーが使えます。そうすると楽だったでしょう?、でも今回は雪が深すぎました。
取水施設の工事事務所です、mmがいつもポーズを取ります。頂上からここまでも下りラッセルでした。Iちゃんも頑張りました、皆もですが。
厳冬期に群別岳を登るには、今回ではっきりとしましたが群別川から南尾根に登るのがベストのルートではないかと思います、林道は長いですが少しくらい天候が悪くても登れます。南西尾根ルートだと、今回の天候では登れなかったでしょう。
25日8:15取水施設発~13:30南尾根基部テン場着
26日6:15テン場発~10:45群別岳頂上~12:45テン場13:20~16:35取水施設着