秋空の下、遠くにみえるのが1493峰ニシュオマナイ岳
中ノ岳と神威岳の真ん中に位置するマイナー峰。存在感アリ!
釜には魚影も見えました
C0450をテン場にして、軽身で下見に行きます
F1。右岸からのルートを行きます。
この後F3まで下見して帰りました。
今年、会で購入したファイントラックのツェルトです。
有り難く使わせて頂きましたが、とても快適でした!
あまり大漁ではありませんでした。
エゾイワナ=アメマスらしいです。
翌日、6:20頃出発。
前日のルート下見が功を奏して、
F1はかなり時短できました。
F2のトラバースは中間部が少し悪いですが
そこを抜けると手がかり有り。
ホールド豊富。でも緊張。
パーティーの力量によってはザイル無しでも。
今回は出して頂きました。
此処に至るまでも小滝がたくさん!
ここはちょっと険悪な感じ。
向かって左から巻いていき…
向かって左から、ルンゼの下部をまたいで上部のバンドに抜けられそう?
リーダー、色々悩んだ結果、ちょっと長いルンゼから
上部にもチムニー、途中かぶり気味の部分有り。落石の心配もあり神経衰弱
その後も小滝が現れ、直登したり小さく巻いたり。
ここは向かって右の草付きも無い岩盤をトラバースしながら。
途中にザレ、その先も足場が悪く踏ん張りながら
しばらく進むと、C800付近で巨大な壁にぶつかり、
左は荒れた函。右はガレ場になっていて、左へ進みます。
ほどなく、右にかぶり気味の滝が現れました。奥まで行き偵察。
戻って、右の緑濃い草付きからトラバース。
案外足場も有り、潅木を利用して抜けられました。
降り口は短くザイルを使い懸垂で着地
その後もほぼ直登してグングン高度を上げていきました。
更に滑滝を進むと…
C1100辺りで二股になっており、どちらからでも行けるのですが、
時間もなかったので頂上に近道と思しき左俣を選択。
下りは西尾根から一気に降りましたが、
後半はヘッドランプ歩行。
リーダーの力もあり完登できましたが、
体力・精神力共に消耗しました。
でも日高の割には明るく開けている印象を受けました。
もっと自分のレベルを上げて、また来たいと思える沢でした!