東西に長く頂稜を引いたウペペサンケ山は東大雪の名山であろう。
そのウぺぺに沢からとなると、あまり記録を目にしない。ではどんなところか、行ってみよ~~
今回のルートです。幌加川北面直登沢~西面沢下降としましたが、沢の名前は分らないので仮称です。
2016.8.13
林道に車を止めて出発。四ノ沢を分け、望山橋で入渓。五ノ沢からの温泉成分のためか石がヌルヌルして滑りやすい。
北面直登沢出合はしょぼくてパッとしないが・・・
地形図上の滝記号、ちゃんと出てきました! 奥の滝は15mくらい。
これからすぐに小川のようなささやかな流れになったと思いきや、なんと伏流。。。しばらくは涸れ沢を歩くことに。
部分部分で水流は復活しますが、総じて涸れ沢歩きになってしまいました。水が流れていればいい沢になっていたのになあ。
そして暑い・・・
源頭のお花畑はきれいでした! 藪漕ぎ無しで登山道へ。
しかし幸運はここまで。下降に使った西面沢はいつまでたっても水が現れないばかりか、沢筋は藪におおわれ普通の沢とはかけ離れている。18時を過ぎても水がないので、仕方なく藪の上にテントを張って焚火無しの夜となりました(T_T)疲労と脱水で早々におやすみなさい・・・
車発(6:50)-北面直登沢出合(7:30)-登山道(14:25)-Co1100西面沢テンバ(18:10)
8.14
きゅうりで水分補給して出発。沢の中に尾根が横断し、いったん沢型消滅。
しばらく藪を漕いでいると、Co900くらいで水が現れた!
と思ったら伏流、湧水、伏流を繰り返す。
苔が綺麗。
湧水がせき止められ、池になっている。水温10度以下、心臓に悪い。
その後は普通の沢になってくれまして、無事に車に帰着。かなり特異な沢旅でしたが、自然の奥深さを思い知らされました。まだまだ学ぶべきことは多い・・・
テンバ発(5:30)-五ノ沢出合(9:00)-望山橋(9:40)-車(10:00)