来春出版されるガイド本の取材も兼ねて、
登別の沢屋、Mさんのお誘いで行ってまいりました。
遡行距離は短いながら、内容がギュッと凝縮された良い沢でした!
前夜は森野キャンプ場にて小宴会。ピオレの沢屋さんもいて
満点の星空の下、中央のちょっと感動した昔話も有り、楽しいひと時。
テントに戻り、ミーティングを少々。そして(-_-)゜zzz…
翌朝、快晴!ホロホロ山登山口に1台デポします
なかなか暑い・・・
入渓してゴーロ歩きすること30分弱。
遠くにF3・F4が見えてきて、まるで「来るなら来なさい!」
とでも言っているような…
念入りにしたミーティング通り空身で。
r.itaniくん、リードで行きます。
ここは何度もドボンするのはお約束だそうで、予めカッパやネオプレーンを装着
一登目は左岸から行くが、微妙なホールド。
更にはヌメヌメでなかなか登らせてくれず…
3回ほど挑戦して左岸は諦めます。
どれどれ…とMさん。2回ほどドボン
今日はやたらヌメっている。スタンスも悪い!
そんなお二人を見ているうちに、まだ全身浸かっていない私は
ガクガクブルブル。(武者震い?)
密かに巻道を探したのは言うまでもありませぬ。
↓↓↓そしてr.itaniくん再び。
ガンバ!!イケル!!(←黄色い声援)
なんだかんだ私もヘツリで3回ほどドボンするが
ビレーされている安心感もあり、お陰さまで大胆に行くことができました。
直登は無理なので左側の嫌悪なルンゼから大高巻き。
ここはザイル出してr.itaniくんリード。気の張る手掛かりのない傾斜有り。
その後は笹や潅木が豊富にあるが、かなりの高さをトラバース
心配な時は軽アイゼン必須
F4の落ち口から見た沢路
画像大にしないと見えませんが、釜の中に太い流木が横に一本ある辺りから高巻きスタートしたので、こうやって見ると凄い高さを巻いたのだと実感
ハードな滝と高巻きだけではありません。
たまには癒しの滑床なんぞ。
ここは両側どちらからでも巻けますが、
左の方が優しかったようです。
その後もフリーで行ける滝が何箇所か。
初心者さんがいるときは確保が必要な場合もあり。
このあとは軽い藪こぎ10分ののち、林道歩き30~40分。
短い遡行でも、油断大敵な沢。とても良い経験できました。
お誘いくださったMさん、ありがとうございましたm(_ _)m