2016 06.12
投稿者:maki投稿日:2016年6月12日
GWを利用して鳥取県の大山に行きました。
因みに大山は「だいせん」と読みます。鳥取、岡山両県は、「せん」と読む山名が多いです。
今回は、一般的な夏道から大山山頂には行かず、
大山寺~宝珠越~三鈷峰~振子沢~地獄谷~大山環状道路というコースをとりました。
大山寺から出発します。杉の大木が生い茂り、北海道には無い雰囲気が漂っています。
北壁から崩落する岩石を一手に受け止めているような巨大な砂防ダムを越えると元谷です。
ここから中宝珠越えでユートピア避難小屋に通じる尾根へ這い上がろうと計画していましたが、どうやら廃道になっているようで、登山道の形跡も標識もありません。上宝珠越えに変更しましたが、これが良くなかった・・・。頻繁に落石が発生しており危ないです。学生時代に登って以来ですが、20年近くを経て、登山道の状況は当時と大きく変わっているようです。
雷が鳴ったと思ったら、北壁が大規模に崩落していました。
こんな頻繁に崩落している山も珍しい気がします。
三鈷峰から矢筈ヶ山(やはずがせん)、甲ヶ山(かぶとがせん)が望まれます。
手前は野田ヶ山(のだがせん)です。
1時間ほど歩くと、地獄谷に出ます。ブナの新緑がきれいでした。
川沿いに駒鳥小屋があります。名前は可愛いですが、芦別岳のユーフレ小屋みたいな雰囲気です・・・。
コブシのような花は、タムシバと言います。北海道のキタコブシと同属の近縁種です。
しばらく歩くと大山の南側の道路に出ます。
ブナの二次林をてくてく歩きます。
その晩は、大山寺集落の宿坊に泊まりました。
精進料理を食べましたが、なかなか美味でした~。