2020 07.13
投稿者:r.itani投稿日:2020年7月13日
7/12 発電所裏にあってアプローチ至近、なおかつワイルドさを満喫できるマルチの好ルート。
1ピッチ目、ここは他のルートと共によく登られていて、フィンガー~ハンドサイズで快適。クラックが奥で広がっている箇所があり、プロテクションのセットに慎重になる必要がある。終了点奥の木でビレイ。5.10a。
すみません、2ピッチ目以降の写真は無し。
2ピッチ目、樹林帯の歩き。次の壁の取り付きでビレイ。
3ピッチ目、右のカンテ状に取り付き苔だらけのスラブを慎重にこなし、ハンドサイズを登ってかぶり気味のフィスト下のレッジまで。いやらしい5.8(-_-;)
4ピッチ目、数mフィストを登ると浮いたフレークとなり注意。フレークに立ち上がり、オフィズス~右トラバース~オフィズス、トップアウト、5.7。オフィズス横に昔のボルトが打ってあって、感慨に浸る。
岩頭からの景色は最高! ビレイ・懸垂用の支点はあるが古い。岩頭から懸垂15m~歩き~懸垂40mで不可能フェース(?)下へ戻る。グレードは石垣山を参考にしてありますので、ご参考まで。ギアはキャメを#6まで。
クラックという自然の道を使わせてもらい、人工物を(懸垂支点以外)残すことなく岩のてっぺんに立ち、無事に帰るクライミングに大いなる満足を覚える1日だった。